
NSNがジョージ・ベネット、コービン・ストロング、ディオン・スミスの3名と契約延長
NSNがニュージーランド勢3人と契約延長、コービン・ストロング、ディオン・スミス、ジョージ・ベネットが残留へ
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NSN Cycling Teamから、ニュージーランド出身の3選手、コービン・ストロング、ディオン・スミス、そしてジョージ・ベネットの契約延長が発表された。
26歳のストロングは2029年末までの3年契約、スミスは2028年までの2年間、ベネットは2027年までの1年間となる。
NSNと契約を延長した3名のニュージーランド人選手
今回発表の契約延長の3選手について簡単に紹介すると次のようになる。
| 選手名 | 年齢 | 契約期間 | チームで期待される役割 |
|---|---|---|---|
| コービン・ストロング | 26歳 | 2029年まで | ワンデイレースのリーダー |
| ディオン・スミス | 33歳 | 2028年まで | 幅広いレースに対応する万能アシスト |
| ジョージ・ベネット | 36歳 | 2027年まで | 経験豊富な山岳アシスト、ロードキャプテン |
登れるパンチャーのコービン・ストロングは2029年まで囲い込み
今回発表された契約延長のなかで最も長期的な契約なのがコービン・ストロングとの3年契約だ。
ストロングはプロ入りから5年間同じチーム組織で走ってきた。集団スプリントに対応できるスピードだけでなく、起伏のあるワンデーレースや少人数でのフィニッシュでも力を発揮できる選手である。
純粋なスプリンターより登坂力があり、本格的なクライマーよりフィニッシュ力に優れる。そのため、アップダウンの続くクラシックやパンチャー向けステージではNSNの有力なエース候補となる。
チーム戦略に応じてアシストも務められる柔軟性があり、NSNはストロングを単なるスプリンター系選手ではなく、今後のプロジェクトを支えるリーダーの一人と評価しているようだ。2029年までの契約は現在の能力だけでなく、26歳という年齢から見込まれる成長も含めた長期投資と言えるだろう。
チーム戦術の幅と安定感を高めるディオン・スミス
ディオン・スミスは2026年にNSNへ加入したばかりだが、最初のシーズンを終える前に2028年までの契約延長を勝ち取った。
彼の強みはコースやレース展開を問わず複数の仕事をこなせることにある。リーダーの位置取りを助けるだけでなく、集団のコントロールや危険な逃げへの対応など、チームの戦術を成立させる役割も担う。
33歳という経験を生かしながら個人成績よりもリーダーのサポートを優先できる選手は、グランツールやステージレースで安定した成績を目指すチームにとって欠かせない。
NSNで明確な役割を与えられたことがスミスの新たなモチベーションにつながっており、今後2シーズンも幅広いレースでチームを支えることになる。
ベテラン、ジョージ・ベネットはプロ16年目へ
ジョージ・ベネットはこの1年の契約延長により2027年にはプロ16年目のシーズンを迎えることになる。
36歳となるベネットに期待されるのは、山岳でのアシストとロードキャプテンとしての役割だ。豊富なグランツール経験と登坂力を生かし、総合上位を狙うリーダーを支え続ける。
NSNは2027年に向けて、サンティアゴ・ブイトラゴとレナルト・ファン・イートヴェルトという強力な看板エースを獲得する。いずれもステージレースや山岳コースで結果を狙える選手であり、チームが総合成績を重視する方針を明確にした補強だ。
若い総合系リーダーが加入しても、グランツールの複雑な展開を理解し、レース中に判断できるベテランがいなければチーム力は安定しない。ベネットの残留には、ブイトラゴやファン・イートヴェルトを支えるキャプテンをキープする狙いがあるのだろう。
まとめ
NSNサイクリングチームは、コービン・ストロングと2029年まで、ディオン・スミスと2028年まで、ジョージ・ベネットと2027年まで契約を延長した。
ストロングは将来の勝利を担うリーダー、スミスは幅広い状況に対応するアシスト、ベネットは総合系選手を支えるロードキャプテンとして、それぞれ異なる役割を担う。
2027年から総合成績への比重を高めるNSNにとって、今回の契約延長は「ニュージーランド人選手の維持」にとどまらない。新たなエースを迎えつつ、勝つための要素をかけ合わせさらなる飛躍を目指す方針だ。













