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2022ツール・ド・フランス第12ステージ

ヴィンゲゴー「昨日の大観衆はクレイジー」。2022ツール・ド・フランス第12ステージのラルプデュエズでの特別な初体験について

マイヨ・ジョーヌのヨナス・ヴィンゲゴーが、昨日のラルプデュエズでの大観衆に感動。しかしコロナ感染リスクも懸念。

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昨夜の2022ツール・ド・フランス第12ステージはゴールの舞台が名峰ラルプデュエズとなっていただけに、とんでもない数の大観衆が山頂までの道のりに集結し、選手に大声援を送っていた。観客という点だけでいえば、もはや完全にコロナ前のツール・ド・フランスが戻ってきたといえる。

昨日のステージで優勝したイギリス人のトム・ピドコック(Tom Pidcock)、そしてマイヨ・ジョーヌを着ているヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard)ともに、コロナ前のツールを走ったことがない若い選手。つまりラルプデュエズの大観衆による熱狂は人生で初めての体験となった。

そのラルプデュエズ熱狂について、ヴィンゲゴーは「クレイジーだった」と感想を述べる。

情報源:‘Crazy’ fans crowd Alpe d’Huez at Tour de France: ‘It was unreal’

“It was a crazy experience actually, I think this is what all all cyclists dream of,”

訳「あのラルプデュエズでの大観衆の熱狂はマジでクレイジーな体験やったわ。これは全ての自転車乗りが夢見る光景やろね」

“So I mean, riding on the Alpe d’Huez where there were so many spectators, and also so many Danish people cheering for me, that was very, very special.”

訳「ラルプデュエズにはめっちゃ多くの人おったけど、母国デンマークの人もめっちゃ多くて自分に声援をおくってくれてたね。めっちゃ、ほんまめっちゃ感動したで」

ヴィンゲゴーは初めて経験したラルプデュエズの大観衆という特別な経験をこう話す。

だが一方でそんな観客からコロナを伝染させられる危険性があることもヴィンゲゴーは認めてる。

だが現実上、もはやコロナ初年度のように山の大観衆を排除する措置は取られないであろうこと、人々の頭の中からコロナの恐怖が薄れつつあることなどを考えると、客からのコロナ感染リスクはあるものの、選手としてはある意味それはもう諦めて走るしかない。

ヴィンゲゴー「選手としてはただコロナにかからないよう願うことぐらいやね」

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