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ロードレース2023ジロ・デ・イタリア第7ステージ

雪の1級山岳で波乱は?2023ジロ・デ・イタリア第7ステージの結果とハイライト動画

残雪の1級山岳で総合争いに波乱は?2023ジロ・デ・イタリア第7ステージの感想、ハイライト動画、結果

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さきほど終わった2023ジロ・デ・イタリア第7ステージは、JスポがYouTubeで無料配信してくれたおかげでそれを見ていた人も多かっただろう。チャット欄も盛り上がっていた。

そんな第7ステージは最後が残雪の1級山岳でのフィニッシュ。アンドレアス・レックネスン(Andreas Leknessund)はマリア・ローザを守れたか?そしてクイック・ステップはアシスト崩壊を免れ、レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)を最後まで守りきれたか?総合争いの鍵を握るイネオスの波状攻撃はあったのか?

第7ステージのコース

こちらの記事ですでに紹介したので見ておいてほしい。

ハイライト動画

新城幸也を先頭に2級+1級山岳へ突入

これぞロードレース!羊の串焼き!

登りで遅れるマーク・カヴェンディッシュを助けるアスタナのサムエーレ・バティステッラ(Samuele Battistella)が、アロスティチーニを観客から受け取り、みんなおすそわけ。

アロスティチーニというのは羊の串焼きで、今年のジロのスタート地であるアブルッツォ州の名物らしい。今年のジロを象徴する食べ物?

こんなふうに観客からも様々なサポート(?)を得られるのがロードレースの伝統であり、醍醐味であり、良き文化である。最近はドーピングとかでいろいろ厳しい面もあるが。

なお、昔のロードレースはこんな感じで自由すぎる文化だった。

イタリア人が輝く!

3人の逃げはプロトンと5分以上の差をつけていたので、もう逃げ切りは確定。完全にプロトンは彼らをノーマークにして、省エネモード。あとはその3人の争い。

イタリア人クライマーが優勝!ダヴィデ・バイス(Davide Bais)は終始最後まで3人の中で最も余裕がありそうだったので、彼が勝つだろうと思っていた人は多かっただろう。プロ初勝利がグランツール初勝利で、しかも山岳賞ジャージを獲得というすごい栄光を引き寄せた。頑張った甲斐があったというもの。

これで今大会のイタリア人のステージ優勝は第2ステージのジョナサン・ミラン(Jonathan Milan)に続いて2人目。山岳ステージでちゃんとイタリア人が勝ったので、イタリアのノルマを達成。一安心。

そして結局期待していたような総合争いの波乱は起きなかった。クイックステップも最後まで複数のアシストがレムコについていたし、イネオスやユンボも特に攻撃はしなかった。まだまだ第1週目ということでみんな省エネ優先というところか。

自分のチームが勝って歓喜あふれるアルベルト・コンタドール

レース全体のハイライト動画

結果

ステージトップ10

1Davide Bais EOLO-Kometa1位との差
2Karel Vacek Team Corratec – Selle Italia0:09
3Simone Petilli Intermarché – Circus – Wanty0:16
4Remco Evenepoel Soudal – Quick Step3:10
5Primož Roglič Jumbo-Visma,,
6Thibaut Pinot Groupama – FDJ,,
7Geraint Thomas INEOS Grenadiers,,
8João Almeida UAE Team Emirates,,
9Eddie Dunbar Team Jayco AlUla,,
10Christian Scaroni Astana Qazaqstan Team,,

総合トップ10

1Andreas Leknessund Team DSM1位との差
2Remco Evenepoel Soudal – Quick Step0:28
3Aurélien Paret-peintre AG2R Citroën Team0:30
4João Almeida UAE Team Emirates1:00
5Primož Roglič Jumbo-Visma1:12
6Geraint Thomas INEOS Grenadiers1:26
7Aleksandr Vlasov BORA – hansgrohe,,
8Tao geoghegan Hart INEOS Grenadiers1:30
9Lennard Kämna BORA – hansgrohe1:54
10Damiano Caruso Bahrain – Victorious1:59

各賞ジャージ

マリア・ローザ(総合)アンドレアス・レックネスン(Andreas Leknessund)
マリア・チクラミーノ(ポイント賞)ジョナサン・ミラン(Jonathan Milan)
マリア・アッズーラ(山岳賞)ダヴィデ・バイス(Davide Bais)
マリア・ビアンカ(ヤングライダー賞)アンドレアス・レックネスン(Andreas Leknessund)
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2 comentarii

  1. コンタドールのチームはいい選手がそろってますね。
    プロトンがずっと省エネモードだったのは、しじゅう向かい風が強かったのも影響したようですね。ゲラント・トーマスはもうちょっと揺さぶりをかけたかったみたいですが。
    プロトンのフィニッシュでは、エネルギーが余ったのかエヴェネプールがスプリントして、ついログリッチも誘い出されてましたね(笑)。

    • エオーロ・コメタはちょこちょここういうレースで勝つので観てておもしろいブヒね。
      コンタドールとバッソが、才能を見出すのが上手い?

      レース後のコメントでは、Gは「まだあそこで差をつけられるコンディションではなかった」みたいなこと言ってたブヒね。
      最後のレムコのダッシュはちょっとした脚だめし?

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