
ロードバイクの身長とサドルの高さについて、ポガチャル、ヴィンゲゴー、レムコ、セクサスなどプロ選手のデータ
タデイ・ポガチャル、ヨナス・ヴィンゲゴー、レムコ・エヴェネプール、ポール・セクサスなどのロードバイクのプロ選手の身長とサドルの高さの割合のデータ
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ロードレースでのエースとアシスト
ツール・ド・フランスなどロードレースでは各チームのエースを支えるアシストたちも非常に重要な存在となる。エースが苦境に陥ったときにどれだけ強力にサポートできるか、エースのレベルが高いほどアシストたちの能力もより高いレベルが要求される。
また、エースが使うバイクに最終局面でなんらかのトラブルが発生しそのバイクが使えなくなった場合、アシストが自身のバイクをエースに差し出し、エースをすぐに再スタートさせるということもよく行われる。
昨夜の2026ツール・ド・フランス第5ステージは、落車に巻き込まれたヨナス・ヴィンゲゴーがそのバイクのリアディレイラーが故障したことで、アシストのヴィクトール・カンペナールツのバイクにまたがってすぐにレースに復帰したということがあった。
→審判がヴィンゲゴーを救済でポガチャルとのタイム差を取り消し。2026ツール・ド・フランス第5ステージのラスト5kmでの落車の混乱の救済措置について
そのようにエースがアシストのバイクを借りる場合は、エースが普段乗るバイクとアシストのバイクとのサイズができるだけ同じであることが理想的だ。160cmの選手が190cmの選手のバイクに乗っても満足には走れない。逆もまた然り。
したがって各チームは基本的にエースと同じ体格のアシストをツール・ド・フランスのメンバーとして選んでいることが多い。
ポガチャル、ヴィンゲゴー、レムコなどの身長とサドルの高さのデータ
ポガチャルらの身長に対するサドルの高さの割合
そしてフランスメディアL’Equipeの紙面には、タデイ・ポガチャル、ヨナス・ヴィンゲゴー、レムコ・エヴェネプール、ポール・セクサスたちエースと、彼らを支えるアシストたちの両方ついて身長とサドルの高さのデータが掲載されていた。次のX投稿を見て欲しい。
このデータを表にし、さらにサドルの高さを身長で割ったときの数値(身長の何割がサドル高になっているか)を加えてみた。次の表がそれだ。
| 選手名 | 身長 | サドル高 | サドル高/身長 |
|---|---|---|---|
| タデイ・ポガチャル | 176 cm | 73.6 cm | 41.82% |
| フェリックス・グロスシャートナー | 184 cm | 73.7 cm | 40.05% |
| ヨナス・ヴィンゲゴー | 175 cm | 71.5 cm | 40.86% |
| ヴィクトール・カンペナールツ | 173 cm | 69.2 cm | 40.00% |
| ダヴィデ・ピガンゾーリ | 174 cm | 70.1 cm | 40.29% |
| ポール・セクサス | 186 cm | 77.0 cm | 41.40% |
| オウレリアン・パレ・パレントル(兄パントル) | 184 cm | 76.8 cm | 41.74% |
| レムコ・エヴェネプール | 171 cm | 72.5 cm | 42.40% |
| マキシム・ファン・ヒルス | 174 cm | 73.9 cm | 42.47% |
| フアン・アユソー | 183 cm | 76.1 cm | 41.58% |
| トムス・スクインシュ | 181 cm | 75.7 cm | 41.82% |
| ロマン・グレゴワール | 176 cm | 75.3 cm | 42.78% |
| ロレンツォ・ジェルマーニ | 179 cm | 73.7 cm | 41.17% |
アシストのメンバーの選び方についてやや疑問に思う点もあるが、おそらくサドルの高さがエースに近い選手をチョイスしているのだろう。
なおこのデータが本当に正確なのか、どの程度の正確さなのかはわからない。
ロードバイク乗りの永遠のテーマであるポジション。そんなポジション出しに苦労・苦悩しているロードバイク乗りにとっては1つの参考になるだろうか。
注目点1
上のデータでは、ヴィクトール・カンペナールツが身長に対して最もサドルが低い設定(40%)になっていることがわかる。
逆にロマン・グレゴワールが身長に対して最もサドルが高い設定(42.78%)になっている。
注目点2
またポガチャルとそのアシストであるグロスシャートナーとの比較も興味深い。ポガチャルの身長が176cm、グロスシャートナーが184cmとかなりの身長差があるにもかかわらず、サドルの高さはほぼ同じである。
ポガチャルは極端な前乗りかつサドル低めと言われることが多いが、あくまで今回のデータだけから考えると実はそれほどサドルが低くはないのでは?
そのグロスシャートナーのサドル高/身長の比率はヴィクトール・カンペナールツとほぼ同じ。
カンペナールツはTTスペシャリストであるが、グロスシャートナーはどちらかといえばクライマーであり、2人の脚質や役割は異なる。それにもかからず比率の数値がほぼ同じというのは興味深いところだ。














