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2018ジロ第1ステージ:1位と2位を分けた要素とは?パワー&速度のデータからわかるタイムトライアルで勝つコツ。

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ついに始まったブヒ。2018年ジロ・デ・イタリア。DAZNでワシも見てた。中盤あたりからかな。

 

今年のジロはイスラエルという安全保障上、地球全体において最もヤバい国の1つでのスタート。でもま、無事に初日は終わったブヒね。イスラエル国民は全員武器を服の下に携帯してて、何かあれば国民一丸となって戦略的に対処するとか噂あるけど、これマジ?

 

日本の安倍首相もヨルダンでお仕事中やから、隣国のイスラエルに顔出してジロを観戦するかな~とか思ったけど、普通に考えて警備上&スケジュール上そんないらん手間かかるようなことするわけないね。仕方ないね。ちょっと顔出して欲しかったけどね。日本選手が出てたなら顔出した可能性も?どうやろね。

 




 

 

 

2018ジロ第1ステージ個人タイムトライアル:優勝者と2位を分けたデータ上の違いは何だったのか?

 

ロードバイクとロードレース
From Giro d’Italia Twitter

 

①コースが特徴的

 

ロードバイクとロードレース
2016 © RCS MEDIAGROUP S.P.A. 公式サイトより

さて、ジロ第ステージはまずは個人タイムトライアル。コースのプロフィールは上画像の通り。アップダウンとテクニカルなコーナーが続くタイムトライアルとしてはちょっと変わったコース。距離は9.7㎞。

 

特にゴール前の登りがいやらしい。最大斜度は9%。平均斜度は4.6%。プロならアウターギア余裕の時速40㎞以上で驀進できる程度の坂やけど、ゴール前にあることで、序盤からそれを考慮にいれた計画的な体力マネージメントが必要。

 

あとは下りから突入するコーナーの処理の仕方で1秒~コンマ数秒の差が蓄積されていく。実にヤラしい。




 

 

②1位と2位の選手のデータ

 

情報源:“DEFENDING CHAMPION TOM DUMOULIN STORMS TO GIRO D’ITALIA STAGE 1 WIN”

 

さて1位と2位の選手の差はたったの2秒差。

 

で、ちょっとポイントなる部分を抜粋すると、まずスタート後、序盤におけるデータがこれ。上情報源から。

 

 

1位選手の、最初の山でのデータは、

 

Time: 2’25”

Speed: 40.9km/h

Cadence 100rpm

Power: 470W

Max power: 720W

 

 

次に、2位の選手の、最初の山じゃなくて、最初の1キロのデータがこれ。

 

Time: 1’21”

Speed: 44.4km/h

Cadence 97rpm

Power: 530W

1min peak580W

Max power: 900W

 

で、これらのデータは計測区間が同じじゃないから、これらの比較自体にはあまり意味はない。でも、これは結論への伏線となるんや。

 

次にコース中央の山での計測データがこちら。

 

1位 2位
Time 2’42 2’44
Speed 45.4 45.1
Power 430 460
Max Power 740 680

 

平均パワー(出力)自体は、2位のほうが上。最大パワー(出力)は1位のほうが上。

 

最後のゴール前の登りスプリントのデータを。

 

1位 2位
Time 18 19
Speed 41.2 40.2
Power 880 860
Max Power 980 1020
Cadence 100 99

 

こっちは上のコース中央の山のデータとは違い、2位のほうが最大パワーが上。

 




 

 

タイムトライアルで速く走るコツ

 

ロードバイクとロードレース
From Giro d’Italia Twitter

 

で、これらのデータから何がわかるねん?だから、なんやねん?という話になるわけやけど、

 

1位の選手は、

 

720W→740W→980W

 

2位の選手は、

 

900W→680W→1020W

 

という変遷。

 

これ何かわかる?これは両者の最大出力の変遷。最初の区間→中央の山の区間→ゴール前スプリントの区間という順番。

 

で、どう?

 

1位と2位の差ってわかる?

 

数値のばらつき加減を考えてみ。1位と2位、どっちがバラつきがでかい?そう2位の選手のほうなんや。

 

つまり、1位の選手のほうが、出力の管理・制御ができているということ。パワーマネージメントが上手かったということ

 

ロードバイク初心者に対するアドバイスで、「長距離は淡々と一定のペースで走るほうが実は速いんやで」というのがあるやん?登りがあるからいうて、そこだけえらい頑張ってもそこで体力を無駄に使ってしまって、その後遅くなっていくから、頑張るだけ無駄やで、みたいな。

 

それと似たようなもんやね。ま、スポーツに限らず、人間関係でも同じかもしれへんけどね。一定の関係を安定して維持できるほうが良い、みたいな。

 

今回の第1ステージの結果を大雑把にまとめたらこんな感じ。

 

(今日のおまけ:最近夏に向けてジンジャーエールを家に常備。いつも買うのは炭酸水で一番人気?のウィルキンソンのやつ。アサヒ飲料 ウィルキンソン ジンジャエール 強炭酸 500ml×24本。キレがあってあまり甘くなくて大好き。まさに大人のジンジャーエールって感じ。ウォッカやウィスキーで割って楽しむ)

 

2018ジロ・デ・イタリア第1ステージのハイライト動画。

 

第2ステージの紹介動画。

 

今回の記事と関係する過去記事やで。読んどけよーどけよー。

ツール・ド・フランス2017第6ステージ感想・レビュー。スプリントの最高速度はデマール。スプリントで勝つコツと要素は?選手のデータで判明。

ツール・ド・フランス2017第10ステージ感想・レビュー。ゴールスプリントのデータ&バルセロナのサッカー選手ピケがやらかす。

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