チューブレスタイヤのデメリット・短所とは?
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流行りそうで流行らないチューブレスタイヤ。たぶんメーカーたちの思惑通りには普及が拡大してないと思うけど、おまえらどう?
たぶんメーカー側としたらもっと速く、もっと大きく普及すると思ってたんちゃうかな?どうなんやろ。ま、ワシは使う気さらさらないんやけど。試乗はしてみたいけどね、でも試乗だけで満足やわ。
とはいうものの、あの超人気万能タイヤContinental GP4000も新シリーズGP5000ではついにチューブレス版も販売するようになったことやし、今後はこれまでよりもユーザーが増えていくんかもしれへんね。
今回はそんなチューブレスタイヤのデメリットのお話。情報源はこちら。
情報源:What they don’t tell you about tubeless
情報源タイトルは「チューブレスタイヤの秘密」みたいな表題になってるけど、さてどんなデメリットがネタになっているのか?
目次
(1) パンクはしにくいが、100%しないわけではない。
チューブレスタイヤには基本的にパンクの穴を瞬時に塞ぐためにシーラント剤をぶちこんで運用するわけやけど、なんでもかんでもどんな穴でも瞬時に塞がるわけやない。たとえば大きく開いた穴は無理やし。
そこで「どうせパンクするんならクリンチャーと同じやんけ」と考えるか、「いやいやパンクが減るだけでも十分実用的やろ」と考えるかの違い。
おまえらはどっちかな?
(2) 結局、念の為に予備チューブを携行しなければならない
これは上①からの当然の帰結。シーラント剤で治癒できないパンク穴ならもうどうしようもない。最後はチューブを入れて走るしかない。よって念の為の予備チューブは必須となる。
(3) タイヤがホイールにはめにくい
おそらくこれが現状の最大の問題やと思う。とにかくハマらないものはとことんハマらない。プロの技術をもってしてもかなりの困難を伴うものがある。ただし、最近ネタにしたけど、
こういう動きもあるから、今後はだいぶマシになるかも。あとはMavicのUSTシリーズみたいに、ええ感じに改良されてる製品も増えてきてるのも確かやと思う。
(4) 互換性と標準規格の不存在
MavicのUSTシリーズはかなり運用しやすい・ハメやすい製品やけど、これはあくまでMavicの専用ホイールと専用タイヤをセットで使うことが必須のシリーズ。よってMavicの規格に完全に依存することになる。
こんな風に現状では、チューブレスタイヤのメーカーごとに規格がバラバラで互換性や標準規格がない状態。これがホイールとの相性に悪影響を及ぼしハメにくさを増加させてる。
(5) シーラントの跡が汚い
タイヤの中がシーラント剤で汚れるっつーか、なんつーかほら、液体の乾いた残滓がね?
(6) 少し重め
Continental GP5000でもクリンチャー版よりチューブレス版のほうが重い。28mm幅で比べるとクリンチャー版は250g、でもチューブレス版は340g。
チューブレス版はインナーチューブを使わないからその分は全体として軽くなるんちゃうの?という疑問もあるやろうけど、シーラントをぶちこむわけで、そのシーラント材の重さも考慮すると、結局全体としてやっぱりクリンチャーより重くなりがち。まぁ数十gの差やろうけど。
(7) チューブレスとチューブレスレディの違いがよくわかんない
よくわかんない。
(8) まだまだ選択肢が少ない
チューブラーやクリンチャーと比べるとホイールもタイヤもまだまだ選択肢が少ない。でも増えてきつつあるのは確か。
(9) 結局、今以上に金がかかる
チューブレスタイヤはクリンチャーよりもちょっとだけ高いものが多い。ちょっとだけ。
さらにチューブレスにしよう思えばそれに対応する新ホイールが必要。レガシーを再利用するのは基本無理。
MavicのUSTシリーズを使う場合でもそれに飽きたり、不満に感じたりすればまたタイヤもホイールも両方とも書い直すハメになる。両方セットで使うのが必須のシリーズやしね。
(10) ホイールのリムを痛めやすい?
チューブレスの魅力の1つが、クリンチャーよりも低圧で運用できる点。すなわち乗り心地がよくなる。ひょっとしたらグリップ力も向上か。
しかし低圧すぎるとタイヤがかなり変形するがゆえに、障害物を乗り越えたりしたときにリムにダメージが伝わりやすくなる。そんなこともなきにしもあらず?
(11) プロは使ってない
たまに使ってる選手がいるけど、ほとんどの選手は使ってない。これはクリンチャーでも同じことやけどね。
以上、チューブレスタイヤの秘密というネタでした。情報源記事にはワシが書いてないこともいろいろ書いてあるから読んどけブヒ。
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