やはりカヴェンディッシュはダメか。五輪出場が危機的状況。

情報源：Mark Cavendish’s Olympic dream set to be dashed

ディメンションデータからバーレーン・マクラーレンへと移籍したマーク・カヴェンディッシュ。昨年末からはトラック競技にも戻り、なかなかの好調ぶりを見せていた。なぜトラック競技かといえば、もともとその分野出身のスターだというのもあるけれども、やはり東京五輪に出場するためのポイント稼ぎという意味もある。

知ってのとおり、今年の東京五輪のロード―レースのコースは非常にタフな登りメインのコース。ピュアスプリンターたちには全く不向き。勝てる可能性どころか各国のロードレース代表に選ばれる可能性もない。そこでスプリンターたちはトラック競技で代表になることを目指す。エリア・ヴィヴィアーニも同様である。

しかし、以前にそんなカヴェンディッシュが五輪出場できる可能性はないのではないかというネタを書いたが、まさにその通りになろうとしている。つまりほぼ出場は不可能という状況になっていると、情報源記事の英紙The Timesは伝える。

すなわち、カヴェンディッシュが英国代表に選ばれるためには、トラック競技のワールドカップに参戦するか、同じくその世界選手権に参加するかが必要となるも、そのための代表チームには選ばれないであろうと書かれている。そして今月末にカナダで行われるワールドカップには、カヴェンディッシュの代わりにOllie WoodとEthan Hayterが選ばれるだろうとのこと。