フルクラムから新カーボンホイール「SPEED 55 DB」が登場。55Tとの違いは?
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欧米のキリスト教徒には重要な祝祭日、イースター。いわゆる「復活祭」。なぜ重要なのかといえば、十字架で死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを祝うものだから。
そんな先日のイースターにホイールブランドのフルクラム(Fulcrum)が意味深な投稿をインスタグラムにUPしていた。それがこれ。
これが投稿された時点では画像だけで詳細は不明だった。説明書きも「こうご期待」みたいなことしか書かれていなかった。しかし、ついにその画像の正体が判明した。それが、今回発表された新カーボンホイール、SPEED 55 DB。
SPEED 55DBと同55T DBの違いは?
今回の55 DBはこんな感じ。ちなみにDBとはディスクブレーキ専用モデルという意味。55はリムハイト。
SPEED 55と聞いて、ホイールマニア・オタクは「ん?」と思ったかもしれへん。それもそのはず、SPEED 55T DBというホイールがすでに販売されているから。今回のは「55」、すでにあるのは「55T」。「T」があるかないか。
すでに販売されている「55T」の「T」とはチューブラー専用ホイールのこと。TubularのT。今回発表されたのは「T」の無いバージョン。すなわちフルクラムの独自名称「2-Way fit」仕様(クリンチャーとチューブレスの両方に対応)のモデルである。
基本的な仕様やスペックは、既存のSpeed 55T DBと同じなので詳細は省く。55T版については下のリンクで日本代理店公式ぺージを見てほしい。
リンク(カワシマサイクル):Speed 55T DB
リンク(サイスポ):フルクラムから「SPEED 55T DB」が登場 フラッグシップのエアロ・ディスクブレーキホイール
今回の55と上記55Tは基本的には同じだが、ちょっとした違いもある。その違いをいくつか箇条書きにしておくと、
・重量について、55Tは1395 gだが、55は1580 g。55のほうが少し重い
・上述のように55は2-Way fit(クリンチャーとチューブレスに対応)、55Tはチューブラー専用
・適応タイヤ幅は55Tは23mm~、しかし55は25mm~50mm
・体重制限は55Tが109㎏、しかし55は120㎏
となっている。
価格については55の海外での公式価格は€2,045(約24万円)。ただし55Tのほうは、日本公式価格が349,000円となっているので、ひょっとしたら今回の55も、35万円近くになるのかもしれない。