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先日、今年のUCI世界選手権ロードレースについて「世界選手権は中東で11月に変更か?」という記事を書いた。また読んでいただきたい。
これについて、ベルギーメディアのみんな大好きHet Nieuwsblad紙が、その可能性が高くなってきたと報じているもよう。
情報源:2020 Worlds moving to Qatar looking more likely, according to reports
先日UCIは改訂版ロードレース日程を発表したが、世界選手権は9/20~9/27。男子エリートロードレースは最終日である。そして今年の世界選はスイスで開催される。
しかし、同紙によるとスイスでの開催が無理だという空気がUCI内部にすでにあるもよう。そして、開催地も新コロの余波でなにがなんでも開催という機運はしぼんでいるらしい。
こうなると選択肢は単純に3つ考えられる。1つは、日程変更。11月などにズラす。2つめは、開催地変更。最後に、今年は世界選をやめること。3つめが一番楽といえば楽だが・・・。
仮に日程をズラすとしても、そもそも改訂版レース日程はとんでもない過密状態である。その中に世界選をぶちこむのはさすがに大変。また12月などに開催するとしたら今度はスイスだけにめちゃくちゃ寒いうえに大雪であろう。
そこで開催地変更で対処というのは確かにあり得そうである。しかも、感染規模が大きな欧米以外の土地で。そこで中東のカタールが候補地としてメディア界隈で挙がっている。
もちろん中東マネーの関係もあるだろうが、やはりかつて数年前に世界選を開催したことがあるという経験値が大きいように思う。しかも、現在は中東のワールドツアーチームが存在している。中東でのレースも春先に多く行われていて、開催ノウハウは蓄積されている。
本当は日本でやってくれても良いと思うが、五輪延期で東京や日本の五輪委員会・政府がどれだけの追加費用を負うことになるのか不透明なまま、日本ではマイナースポーツである自転車競技の世界選に大金をかけて誘致というのはさすがに無理があるだろう。東京で開催しなくとも、どこの自治体もコロナのせいで財政的に厳しい。
あと日本の議員様や政府関係者は、ロードレースについてのやる気なんてないやろしね・・・
なおカタールのドーハで世界選が開催されたのは2016年。優勝はピーター・サガン!99.9%勝てるはずだったマーク・カヴェンディッシュはゴール前で痛恨のミス!
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