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次の世代となるApple Watchには、自転車で走行時のワット数(パワー)を推測し、表示する新機能がつくかもしれない。
情報源:Apple Watch with cycling power estimation is a step closer to reality
Appleは2017年に、Apple Watchに関して自転車に乗っているときの走行抵抗(いろんな要素から受ける抵抗)を推測する仕組みを特許を申請していたが(過去記事:Apple Watchはロードバイクの本格的なサイコンへ?Appleがパワーメーター機能を追加か)、それが今回当局に認められたもよう。
よって、将来的にその特許を使ったシステムをApple Watchに標準で組み込んでくる可能性が高くなった。
AppleはなぜApple Watchにそのような仕組みを取り入れるのか?なぜ腕時計端末が、そのような仕組みにふさわしいのか?それは、腕時計型の端末にすることで、より正確に走行抵抗の数値を計算できると考えているため。
すわなち、自転車、特にロードバイクはその独特のドロップハンドルのおかげで、走行時に上半身の姿勢を柔軟に変更できる。その際、どのポジションをとるかはハンドルのどの部分を握るかによって決定される。
つまり、腕の位置がロードバイクのポジションと連動している。そしてポジションによって風の抵抗が変わる。ゆえに、腕の位置がわかれば風の抵抗の変化をより正確に推測・計算することが可能となる。
キーポイントは腕の位置。そこで、今ハンドルのどこを握っているのかを把握するためには腕時計型端末が最適というわけ。
特許を申請した2017年から現在までに、おそらくその計算式?AI?の正確性もより向上していることだろう。実際に製品化されたらガーミンなどのサイコン・パワーメーターなどと比べてどれぐらいパワーデータに差異があるのかを知りたいもんやね。