トム・ボーネンとフルーム移籍

元クラシックの王様トム・ボーネン（Tom Boonen）が、フルームの移籍についてその考えを語っている。

情報源：Tom Boonen believes Chris Froome can disrupt and stop Team Ineos

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Chris Froome(@chrisfroome)がシェアした投稿 – 2020年 6月月27日午前8時03分PDT

まず今回の移籍の是非について、

“It’s certainly not an unwise move. No matter how realistic the chances of failure seem, with this change he makes them just a bit smaller,”

訳「馬鹿な移籍だとは思わへんね。移籍が失敗だったという可能性がどんだけ現実的であろうとも、この移籍ではその可能性はちょっと少ないと思う」

次に、おそらくG、ベルナル、フルームのトリプルエース体制で臨むであろう今年のツールについては、

‘Come on Chris, go ahead’ – I don’t see Bernal and Thomas saying that.

訳「ベルナルやGが、『フルーム！先にいけ！』とアシストするようなことを言うとは思えへんね」

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Back in my first race since my crAsh with @eganbernal at the @saitamacriterium Happy day 😁❤️🇯🇵 #mondaymotivation #cycling #saitama #saitamacriterium🚴🏻‍♂️💨 📸 @takeknob

Chris Froome(@chrisfroome)がシェアした投稿 – 2019年10月月28日午前1時50分PDT

トリプルエース体制で誰か一番そのとき強い者がエースとなる。それがチームIneosの基本的な方針。しかし、それはチーム内でフルームが最強であることを示さなければならないということ。

フルームにそれができるか？この点につき、ボーネンは否定的な意見を述べる。フルームは二人に勝てないだろうと。

だからこそ、ボーネンは今回の移籍は正解だと考えているもよう。

最後に、フルームがチームイスラエルで走る来年からのツールについては次のように予想する。

“They gently squeeze everyone to death, until only they remain. It’s a system that Froome knows through and through,”

訳「チームIneosは総合のライバルたちをゆっくりと締め上げ死に追いやって全滅させるのが得意やけど、それはまさにフルームが知り尽くしたものや」

そしてボーネンは、「もしイネオスを混乱させ崩壊させることができるとすれば、それはフルームだけや」と述べる。