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来年のツール・ド・フランスについてそのグランデパール地が変更されるかもしれない。フランスのLe Télégramme紙がそのように報じる。
情報源:Le Télégramme, “Le Tour de France 2021 devrait partir de Bretagne !“
現時点では2021年のツール・ド・フランスのスタート地点(グランデパール)はデンマークの首都コペンハーゲンである。ASOはそれをフランスのブルターニュ地方へ変更しようとしているとのこと。
560 days to @LeTour starts in Denmark in 2021. 🚴♂️✌️ We are so excited. Merry Christmas to all of our followers and @LeTour fans from all over the world. 🎄🎅 pic.twitter.com/TjVDXZVoHn
— Grand Départ Copenhagen Denmark 2021 (@letourdk) December 20, 2019
来年のコペンハーゲンのスタートも、新コロ助がどう展開するかで全く読めない。しかもデンマークは「外国」であるため情報の共有や運営の管理などがやりにくい。ならば、柔軟に対応できる自国内で全て管理するほうが楽である。
2つ目の理由は、来年のツールの日程である。
既報の通り、来年のツールは最終週が、東京五輪の初週と日程がかぶってしまう。そして五輪開幕直後にロードレースがある。そうなれば、ツールと五輪ロードレースのどちらを選ぶかという究極の選択(?)みたいになってしまう。
→過去記事:ビッグレース同士の日程衝突の2つ
それは選手だけでなく、各国代表チームや各プロチーム、さらには五輪とツールの主催者など全ての人間にとって、五輪とツールの両方の魅力を減少させる要因となる。
これについてUCIとしては、IOC(国際五輪委員会)に対して五輪のロードレース日程を変えるよう要請したらしいが、IOCはこれを拒否。
ならばツールの日程を前倒しにすればよいのではないか?となるが、そうするとコペンハーゲンが困る。というのも、それをしてしまうと、コペンハーゲンで開催されるサッカー界の大イベントの1つ、EURO(ユーロ)こと、UEFA欧州選手権(UEFA European Football Championship)と日程がぶつかってしまうからである。
同じ都市で2つの国際的ビッグイベントが重なるといろいろと辛い。
ならばもうフランス国内で全て完結させてしまおうと算段である。
さて本当に実現するのか?コペンハーゲンはそれでいいのか?その場合、コペンハーゲンに対する補償の要否や、なんらかの代替案のオファーなどはあるのか?