イスラエルがダリル・インピー移籍を発表
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ワールドツアーチームのミッチェルトン・スコットに所属する南アフリカ人選手、ダリル・インピー(Daryl Impey)が、来年クリス・フルーム(Chris Froome)が移籍するISRAEL START-UP NATIONと契約した。
'Super domestique' and 'road captain' Daryl Impey to join ISN in 2021
— Israel Start-Up Nation / Israel Cycling Academy (@YallaIsraelSUN) August 5, 2020
– Two-year contract signed
– Impey: "Chris called me and said he trusts me and wants me to be at his side."
Full announcement:https://t.co/F6V8cO7t7W#YallaDaryl #YallaIsrael pic.twitter.com/S6dhMMvSKB
クリス・フルームもアフリカのケニア生まれで、南アフリカに移住していた過去を持つゆえに、来年はいわば「アフリカンコンビ」が「イスラエル」の地にて爆誕することになる。
もともと35歳のダリル・インピーについては、2012年に加入して以来愛着のあるミッチェルトン・スコットに残留するか、それともフルームのいるイスラエルへ移籍するかで迷って苦悩しているというような報道がなされていた。というのも、かねてから親交のあったフルームから「来年からいっしょに走って助けてほしい」との依頼があったから。
そして今回、ついにそんな友人からのお願いを取る決断をしたというわけである。
上のTwitterでも書かれているように、2年契約となる。そしてインピーはチームのキャプテンとしての役割を務めることになる。もちろんツール・ド・フランスではフルームを支えるスーパーアシスト/スーパードメスティークとして活躍することになる。
新コロ助19によるプロチーム運営やスポンサー企業の経営難を追い風(?)としつつ、今年のチームイスラエルは積極的な補強をしているように思える。