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ロードレース「ミラノ~サンレモ」

去年から激変。今年のミラノ~サンレモのコース詳細プロフィール【2019と比較】

2020ミラノ~サンレモのコース。2019年と比較。

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今年のミラノ~サンレモは新コロ助19の影響で、「密」を避けたい自治体が同大会のコースとなることを拒否。そのせいで伝統的なほぼ毎年同じだったコースが大幅に変更となった。



コースプロフィール

コースの詳細な情報(プロフィール画像)が発表された。下Twitterを見て欲しい。



去年のコース(毎年ほぼ同じコース)と比べてみる。その違いがはっきりする。

2020ミラノ~サンレモのコース



上が2019年、そして下が今年のコースである。中盤に「もっこり」が2つ。どちらも、2019年度の最高標高よりも高い山である。

上の過去記事でも書いたが、例年ミラノ~サンレモは海岸沿いを走る。しかし、今年はその海外沿いの自治体がコースとなることを拒否。というのも、イタリアも今は夏休み。海岸には観光客たちが押し寄せる。そんな中でイタリアの一大イベントであるミラノ~サンレモも開催されれば、沿道が密だらけになる可能性大である。

そこで今年はスタートから中盤は、海岸沿いではなく内陸部の丘陵地帯を進むことになった。その結果、もっこりが2つ登場したのである。最初はBELOBOの登り(標高785)、続いてNAVAの登り(標高936)である。

ミラノ~サンレモは例年通りならばピュアスプリンターでも勝てるレースである。その証拠に過去にはマリオ・チポリーニ(Mario Cipollini)、そしてマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish)もとんでもないスプリントを見せて優勝している。

しかし、今年は上画像のように少し厳しめの山(丘)が2つ連続でそびえ立つ。ゴールまではまだ距離がある地点での登場とはいえ、ここで優勝候補となるスプリンターたちをふるい落とすための動きが生まれる可能性は高いであろう。

もし遅れてしまうとそれを挽回しようと、直後の下りのスピードがあがる。それは余計なリスクを取ることになる。疲労や焦りから集中力も減少するかもしれない。そしてなんといっても今年は暑い。例年3月のまだ寒い季節のレースが今年は8月である。

加えて1チームが7人→6人へと人数が減らされる。追走するためのパワーが足りなくなる可能性もある。

つまり今年は例年にはない混沌が待っている可能性大である。すなわち、絶対に見たいレースの1つである。というわけで、みんなGCNアプリで課金しましょうね。Jスポではやらないよ。→GCNのアプリの感想・レビュー。ロードレースはきちんと楽しめるのか?



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