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ついに正式にマクラーレン社が、バーレン・マクラーレンのスポンサーを今年限りでやめ、ロード―レスから撤退することを発表した。
情報源:マクラーレン、自転車レースへの関与を今季限りで終了。コロナ禍の影響で
この情報源記事はF1についての日本語メディアであるが、そこにはこう書かれている。
マクラーレンは新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自動車生産が一時停止。同社のF1チームもグランプリ開催が延期されやことで、収益レベルが著しく打撃を受けた。
この財政難に対処するため、マクラーレン・グループはリストラを実施。一部F1チームのスタッフを含む1200人の従業員を解雇することになった。ただ、バーレーン王立銀行から1億5000万ポンド(約212億円)の融資を受けることになり、資金難に関する危機を緩和。チームの長期的な将来が確保できることになった。
マクラーレン社は以前も書いたように、バーレーン王族が支配する投資企業の傘下にある。よって実質バーレーン王国がマクラーレン社を支配していると思ってもよい。なので、今回の王立銀行からの融資も当然。
マクラーレンが去った後も、バーレーンの王族はチームを安定して続けたいとの意向を持っている。ゆえに来年に向けての他チームからの移籍する契約も滞りなく進んでいる。
バーレーン王国とマクラーレン社とのつながりは今回の融資でさらに強固なものになるであろう。マクラーレンとすれば同国からの借金が増えたわけだから、今後その借金にも拘束されるわけで。
とするならば、マクラーレン社の業績回復次第では、再びマクラーレンがチームのスポンサーになる可能性もあるといえばある。
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