UCIがジロ・ローザをワールドツアーから除外。女性版ジロ(Giro Rosa)の問題点とは?
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UCIがジロ・ローザ(Giro Rosa:女性版ジロ・デ・イタリア)をワールドツアーから外すことを決定した。
しかし、それはUCIとしても苦渋の決断であり、UCIは同レースの主催者側の責任であると主張する。
情報源:UCI blames organiser for Giro Rosa being relegated from Women’s WorldTour
女性版ジロ・デ・イタリアに何があったのか?
UCIによってワールドツアーレースとして認定されるかどうかは明確な基準がある。UCIが要求するそれらの基準をジロ・ローザが満たしていないと判断されたため、ルール通りUCIは来年からそのレースをワールドツアーから除外するとの決定になった。
UCIとしては明確なルールがある以上、それを遵守しなければならない立場である。手心や悪い意味の忖度を加えるわけにはいかない。
ジロ・ローザは女性版ジロ・デ・イタリアとして、ワールドツアーの中でも唯一無二の特別な「栄光」をもつレースとして約30年近く続いてきた。
ワールドツアーの中で最も格式の高いレースがワールドツアーから外れることになったのは、UCIに言わせると主催者側に原因があるとのこと。
どういうことかといえば、このジロ・ローザは主催者側に様々な問題があった。たとえば、UCIとしてはワールドツアーの条件としてレースの生放送があることを求めているが、同レースはそれを実施していなかった。
また、選手やチームになんの伝達・相談もなく、いきなりコースが変更となったり、補給区間(ニュートラルゾーン)が変更されていたりとかなり杜撰な運営状況だったもよう。
もちろんUCIとしてもそういった問題点を改善するよう繰り返し指導してきたが、主催者側に改善は見られず、結果、UCIとしては今回の判断をせざるを得なかったという次第である。UCIはこのように主張する。
え、これはショックなニュースですね。
ツールは1dayだけなのでGIRO ROSAが実質最高峰レースだったわけで、それがWT除外とは…
ほんとこれ選手とチームはがっかりブヒね。ほんと主催者は一体何してんの・・・という感じブヒね。