【速報】パリ～ルーベ中止が決定

今年のパリ～ルーベは中止になった。もちろん理由は新型コロナ第二波到来へについての脅威とその予防である。

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来年は4月11日に開催される予定である。

今回の中止の歴史的な特殊性

1896年に始まったパリ～ルーベは今年118回目を迎えるはずだった。その中止は1942年以来で史上8回目である。

これまでの中止は全て世界大戦によるもの。1915～1918の4回は第一次世界大戦。そして1940～1942の3回は第二次世界大戦である。つまり、戦争が原因でない中止は史上初である。

フランスやヨーロッパでのコロナ第二波の状況

なおフランスメディアによると、フランスは24時間以内での感染者数が18700人を記録。大規模検査を開始して以来の最多の感染者数である。この危機感が、今回の中止決定を後押ししたことは間違ないであろう。

同国では今月10日から南東部リヨン、グルノーブル、サン=テティエンヌ、北部リールの警戒度が最高レベルへ引き上げられる。これに伴いバーやレストランなどの営業が禁止へ。すでに同様の措置が9月からは南部マルセイユで、そして先週からは首都パリでも実施されている。ほぼフランス全土で厳戒態勢となるであろう。

また他国の感染者数の状況は、24時間以内に発覚した感染者数が、ドイツでは4000人、イギリスでは1万7540人、ロシアでは1万1493人。