サンウェブの戦略は正しかったのか?【2020ジロ】
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おそらく、今年のジロ・デ・イタリア最強のクライマーと言えるであろうチームサンウェブのジェイ・ヒンドリー(Jai Hindley)。
最後の最後でケルデマンに代わり、チームに総合優勝をもたらすエースとして主役に躍り出た24歳のオーストラリア人は、「チームの作戦は間違っていない」と語る。
情報源:Hindley: Sunweb didn’t put a foot wrong at the Giro d’Italia
ジロを終えて
最後の数日間でジロの主役に躍り出たヒンドリーはジロを終えて次のように述べる。
“Oh, man, it was fucking unreal,”
訳「マジで夢みたい」
“I had people screaming in my ear the whole time. It was not reality, man, it was crazy.
訳「みんながずっと自分の名前を呼んで叫んで応援してくれるわけ。ありえない光景だった。マジでヤバかった」
そして本当に楽しい3週間だったし、とんでもない経験を積めたと述べる。
チームの戦略について
また、ケルデマンをエースとし続けたチームの戦略については、次のように話す。
“I mean, I think as a team we didn’t put a foot wrong. Tactically, with the riders we had and the riding ability we had, we did a really nice race.
訳「チームは間違っていなかったと思う。戦略的には、持てる限りのリソースを投入したし、本当にすばらしいジロでの戦いだったと思う。」
“Sure, we have two guys on the podium and people will say why didn’t you win, blah blah blah, but actually I think the directeurs made the right calls every day. I don’t think we could have done anything more, to be honest.”
訳「チームとしては総合表彰台に2名上れたが、周囲はなぜ勝てなかったのかといろいろ言うだろうけど、自分としては監督の毎日の指示は正しかったと思うし、正直、これ以上のことはチームとしてはできなかったと思うよ」
そしてヒンドリーは来年の目標について、残酷だが美しいジロにまた戻ってきたいと決意を示す。