オランダ屈辱の一年か。グランツールで久しぶりの勝利数ゼロ。
オランダの屈辱は何年ぶりか?
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新コロナに揺れた今年のロードレースだが、自転車強豪国のオランダにとっても実に苦々しいシーズンとなった。
というのも、グランツールでオランダ人は誰一人として総合優勝はもちろん、ステージ優勝すら挙げることができなかったから。
それでは一体、オランダはそのような苦杯を喫することになったのは、何年ぶりか?
情報源:No Grand Tour stage win for a Dutch rider for first time in eight years
オランダ紙Algemeen Dagbladによると、実に2012年以来、8年ぶりらしい。
オランダ人選手が、グランツールで少なくともステージ優勝をあげた過去を遡ると、2019年~2013年は毎年誰かが勝利していた。2013年にはブエルタでバウク・モレマ(Bauke Mollema)がステージ優勝。だが、2012年には誰もいなかった。
そして今年2020年もゼロであるため、8年ぶりにゼロとなった。
とはいうもの、オランダのワールド・ツアーチームのユンボ・ヴィズマのエース、プリモシュ・ログリッチがブエルタを優勝。そして僅差で惜しくもツールで2位。さらにはマチュー・ファン・デル・プールという化け物もいるため、来年以降は十分に勝利が期待できる。世界選手権も取れる可能性はあるだろう。オランダの苦い経験も今だけ?