大落車で幕開け。2021第15ステージ結果

本日の第15ステージは惨劇で幕を開け、強風と強雨のレースとなった。

今日のコース

次の第16ステージがヤバすぎるだけに、総合エースらは今日は体力温存かつノートラブルで終わらせたいもの。距離も少し短く147km。

なお、Qhubeka-ASSOSのジャコモ・ニッツォーロは昨日でジロをリタイア。今日は出走していない。

スタート直後に大惨事。レースが停止措置

ところがスタートして2,3キロ走ったところで、大落車がプロトンを襲う。次の動画などを見てほしい。

選手らの痛々しい姿。少なくとも16人が巻き込まれたとのこと。事態を重くみた審判団はレースをいったん止める。そしてこの後に、少なくとも以下の4選手がリタイアとなった(これを書いてる時点での発表)。

  • Rubén Guerreiro (EF Education-Nippo)
  • Jos van Emden (Jumbo-Visma)
  • Natnael Berhane (Cofidis)
  • Emanuel Buchmann (Bora-hansgrohe)

強雨のレースに!

スタート直後から上述のような大混乱。さらにはゴールに近づくにつれて残り20kmを切ったあたりから雨が強く降り出したため、プロトンはもう完全に安全運転。そんな中、逃げの先頭は3名。モビ☆スタのアルベルト・トレス・バルセロ(Albert Torres Barceló)、クベカ・アソスのヴィクトール・カンペナールツ(Victor Campenaerts)、そしてアルペシン・フェニックスのオスカー・リースベーク(Oscar Riesbeek)。

しかし、周回コース部分の最後の登りでアルベルト・トレスが脱落。ここからゴール前3kmあたりまでずっとカンペナールツとリースベークとの雨の中のデートとなる。

ゴールが目前となる残り3kmでカンペナールツが果敢にアタックするも、雨の下りといった危険要素もあり、微妙にリースベークを離しきれず、結局ゴール直前で追いつかれてしまう。だが後方の追走とは30秒近くの差・・・どちらが勝つかはわからないが、とりあえず二人は逃げ切れるか?

だがゴール前で牽制し合うそんな二人を追走が追い上げてくる。

この差ッ!

このあとどうなったかは次の動画でどうぞ。

TTスペシャリストのカンペナールツがグランツールで初勝利!

マウロ・シュミットとジャコモ・ニッツォーロとの勝利とあわせて、クベカ・アソスはチームとして3勝目!予想外(ブタ的に)の大活躍である。

スタッフとの大歓喜のゴール後をどうぞ。

プロトンは安全運転のままゴール。

総合順位トップ30と各賞ジャージ

順位選手名チームタイム
1 Egan Arley BERNAL GOMEZ INEOS GRENADIERS 62:13:33 00:00
2 Simon Philip YATES TEAM BIKEEXCHANGE 62:15:06 01:33
3 Damiano CARUSO BAHRAIN VICTORIOUS 62:15:24 01:51
4 Aleksandr VLASOV ASTANA – PREMIER TECH 62:15:30 01:57
5 Hugh John CARTHY EF EDUCATION – NIPPO 62:15:44 02:11
6 Giulio CICCONE TREK – SEGAFREDO 62:16:36 03:03
7 Remco EVENEPOEL DECEUNINCK – QUICK-STEP 62:17:25 03:52
8 Daniel Felipe MARTINEZ POVEDA INEOS GRENADIERS 62:17:27 03:54
9 Romain BARDET TEAM DSM 62:18:04 04:31
10 Tobias S. FOSS JUMBO-VISMA 62:19:10 05:37
11 Attila VALTER GROUPAMA – FDJ 62:21:22 07:49
12 Daniel MARTIN ISRAEL START-UP NATION 62:21:23 07:50
13 João ALMEIDA DECEUNINCK – QUICK-STEP 62:22:05 08:32
14 Davide FORMOLO UAE TEAM EMIRATES 62:23:25 09:52
15 Nicholas SCHULTZ TEAM BIKEEXCHANGE 62:23:48 10:15
16 George BENNETT JUMBO-VISMA 62:25:21 11:48
17 Vincenzo NIBALI TREK – SEGAFREDO 62:27:58 14:25
18 Rein TAARAMÄE INTERMARCHÉ – WANTY – GOBERT MATÉRIAUX 62:29:37 16:04
19 Koen BOUWMAN JUMBO-VISMA 62:29:40 16:07
20 Pello BILBAO LOPEZ DE ARMENTIA BAHRAIN VICTORIOUS 62:30:16 16:43
21 Tanel KANGERT TEAM BIKEEXCHANGE 62:32:26 18:53
22 Gianni MOSCON INEOS GRENADIERS 62:33:18 19:45
23 Bauke MOLLEMA TREK – SEGAFREDO 62:38:03 24:30
24 Louis VERVAEKE ALPECIN-FENIX 62:38:22 24:49
25 Lorenzo FORTUNATO EOLO-KOMETA CYCLING TEAM 62:42:06 28:33
26 Nelson OLIVEIRA MOVISTAR TEAM 62:42:25 28:52
27 Mikel NIEVE ITURRALDE TEAM BIKEEXCHANGE 62:46:49 33:16
28 Antonio PEDRERO MOVISTAR TEAM 62:48:54 35:21
29 Gorka IZAGIRRE INSAUSTI ASTANA – PREMIER TECH 62:53:19 39:46
30 Alessandro COVI UAE TEAM EMIRATES 62:57:47 44:14
マリア・ローザ(総合首位)Egan Bernal
マリア・チクラミーノ(ポイント賞)Peter Sagan
マリア・アッズーラ(山岳賞)Geffrey Bouchard
マリア・ビアンカ(ヤングライダー賞)Egan Bernal

今大会最凶。明日の第16ステージのコース

明日はご覧のとおり1級山岳が3つ詰め込まれている。今大会の最高峰(チーマコップ)である2239mのPasso Pordoiが登場(最後から2つ目)。1日の獲得標高は約5700m。

いうまでもなく総合争いに決定的な差がつくであろう最難関ステージ。ここで大きく遅れればもう表彰台はほぼ無理となるだろう。

ただ登りがヤバイということは下りもヤバイということである。いくら登りで差をつけても下りでコケれば一巻の終わり。登りも下りも、一瞬でも気を抜けば終わる危険なステージだ。

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