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いつもどおりツアー・オブ・ターキーの結果を書いておく。今回は第7ステージ。明日が最終日だ。
本来ならば、今回は標高800mぐらいの大きな山岳が前半から中盤にあるようなコース設定だった。
少し前に書いたように積雪のため山岳コースが使えなくなり、本格的な山岳は省いた平坦メインのコースとなっている。
そのため今日もゴール前スプリントで幕を閉じることになった。その結果は次の動画でどうぞ。
アルペシン・フェニックスが完璧な形でエーススプリンターのヤスパー・フィリプセンを発射!完全な勝利の方程式だったため、グライペルもカヴェンディッシュもまくることは不可能だった。
これでフィリプセンは2連勝!明日も勝てば、カヴェンディッシュと並ぶ3連勝となる。
今年のツール・ド・フランスはアルペシン・フェニックスの出場が決定しているので、おそらくマチュー・ファン・デル・プールと並んでヤスパー・フィリプセンが参戦する可能性もある。ひょっとしたらマチューが発射台を務めることも?
その場合、フィリプセンがツールというガチの戦場で、サム・ベネットやカレブ・ユアンらを相手に勝てるかどうか楽しみになってきた。もちろんジロに出場という可能性もあるが、その場合はピーター・サガンと対決となるか。
さて、明日の最終ステージだけはスプリンターにとってはちょっと難しい日になるかもしれない。というのも、ゴール前20kmに平均斜度8%超えの登りがあるからだ。距離は短く1.6kmだが、ちょっとしたインパクトのある2級山岳だ。
ミラノ~サンレモの最後の勝負所ポッジオが平均斜度3.7%で距離3.7kmなのでそれよりもずっと難易度が高い。ピュアスプリンターが高速で登れるとは言えない。ミラノ~サンレモでいうとカポ・ベルタの登りがデータ的に近い。
もちろんチームメイトらに守られながらこなす必要がある。おそらくその登りでパンチャーらが攻撃をしかけて先行するはず。それに追いつかなければならないからだ。チーム全体で追わないと最後まで脚を温存できない。
一方攻撃をしかけるパンチャーも1人だとその後の独走がつらい。3~5人ぐらいで先行してちゃんとローテーションしながら追走のスプリンターチームから逃げたいところ。というわけで、明日はなかなかおもしろい終盤が待っているかもしれない。
なお明日は、アムステル・ゴールド・レースもある。GCNの配信予定だと時間が少しだけかぶるが、まずツアー・オブ・ターキーを見終えて、それからアムステルを見ても全然問題ないレベル。なのでGCNユーザーは両方とも連続で見よう。