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ついにUCIがケトンについて公式見解を発表か

UCIがグレーゾーンだったケトンの使用に声明を発表か

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ロードレース界で最近話題の謎のサプリメントといえば、ケトン(Ketone)。有名なところでは、ワールドツアーチームのユンボ・ヴィスマ(Jumbo-Visma)が使用している。

これまでは世界アンチ・ドーピング機構のWADAによる禁止薬物の指定はなされていない。一方でWADAやUCIによって正式に「これはOK」との声明が発表されているわけではない。

しかしどうやらUCIがそろそろケトンについてその立ち位置を決め、公式見解を発表しようとしているようだ。

情報源:UCI will soon decide position on ketone use in peloton

あわせて一部のプロチームが作るアンチ・ドーピング団体MPCCはすでにWADAへ、ケトンついて調査をするよう求めているもよう。MPCCのボスは、「問題は。ケトンについて知っていることが少ないことだ」と述べている。その正確な効果や、長期間服用した場合の副作用の有無や内容はもちろん、誰が、どのように使っているのかなども正確な情報が判明していない。

この点、ユンボ・ヴィスマにケトンの使用を推奨してきた栄養学者のAsker Jeukendrupは、「ケトンを禁止するなら、普通の炭水化物やサプリメントも禁止すべきやろ」と反論する。理由は、ケトンもそれらも同じカテゴリーに属するものであり、ケトンを禁止するなら同カテゴリーの物質全てを禁止しないとおかしいからだと述べている。

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