ケトンを使うJumbo-Vismaはグレーゾーン。アンチドーピング組織のボスが語る。

オランダのアンチドーピング組織のボスが、同国のワールドツアーチームJumbo-Vismaに対してドーピングに関する懸念を抱いているとのこと。一体どういうことか?

情報源:Dutch anti-doping boss says Jumbo-Visma ketone use in ‘grey area’



なぜオランダのアンチドーピング組織のボスHerman Ramが、自分の国のJumbo-Vismaにドーピングに関して懸念を抱いているのかといえば、それは近年同チームがケトン(Ketone)という物質をサプリメントとして使用しているから。

このケトンについてはこれまでも、「ツールの裏の主役?2つの薬物ケトンとドーピングのAICAR」とか、「今話題の謎のサプリメント「ケトン」は効果があるのか?ローレンス・デプルスが語る、その味とは?」という記事でネタにしてきた。

その効果を簡単に言うと、脳や筋肉のエネルギー源である糖質(グルコース)が不足していたり、うまく使えない場合(糖尿病とか絶食とか苛酷な状況とか)に、糖の代わりのエネルギー源となる。

ケトンそのものはまだ禁止薬物には指定されていないので、使うのは合法。しかし、Herman Ramは、「グレーゾーンや」と述べる。そして理由として次のような点を挙げる。



at the same time, too little is known about the possible health consequences,’



訳「合法やけど、ケトンを使い続けることで将来的に選手の健康にどんな影響があるのかほとんどわかってないんや」

‘That makes it a grey area. It is not on the doping list, but if we receive questions from athletes, we advise them not to use ketones. Team Sunweb does not use them for that reason, either. I find it uncomfortable that Jumbo-Visma does.’



訳「せやからグレーゾーンと思うわけ。禁止薬物リストにはないけど、もし選手からケトン使用について質問をもらったら、ワシらとしては使わないようアドバイスする。チームSunwebはそういった長期的な影響が不明という理由でケトンを使ってない。なのに、Jumbo-Vismaが使うことは不愉快やな」



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