ヴォルタ・アン・アルガルヴェ延期

やはりというべきか、また1つシーズン前半のレースが延期となった。

今回延期となったのは、ポルトガルのレースのヴォルタ・アン・アルガルヴェ (Volta ao Algarve)。本来なら2月17日～21日の予定だったが、コロナパンデミックによりひとまず、5月5日～9日へ移動させる方針となった。

ただ、主催者側が狙い通りに5月のその日程で開催できるかは当然不明である。あくまで主催者側の現時点での予定というだけである。

今年はすでに、ツアー・ダウン・アンダー、ブエルタ・サン・フアン、チャレンジ・マリョルカ、ヘラルド・サン・ツアー、ツアー・コロンビア、ツアー・オブ・アンタルヤが中止（延期）となっている。

今回それらの中止（延期）の仲間にヴォルタ・アン・アルガルヴェが加わったことで、プロチームとプロ選手はシーズンインのレース予定などを再考する必要が出てくる。

現時点ではいちおう2/21～2/27のUAEツアーと、2/17～2/21のスペインのブエルタ・アンダルシア（Vuelta a Andalucia：別名ルタ・デル・ソル）は開催の方向である。

よってまずはこれら2つのレースの重要度がかなり上がるのではないだろうか。

そしてそれらが終わると、ついにベルギーの石畳戦線開幕である。まずは2/27＆28に、それぞれオムループことOmloop Het Nieuwsbladと、クールネことKuurne-Brussel-Kuurneの連戦で火ぶたが切られる。

【総括】2019ジロ・デ・イタリア全体の感想。