HUNTから新カーボンホイール60 LIMITLESS AERO DISCが登場
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今年から南アフリカのワールドツアーチーム、クベカ・アソスが使うホイールが英国のブランドのHUNT社のホイールだ。HUNT社としても初めてワールドツアーデビューしたことになる。
そんなHUNTから新作ホイールとして刷新された60 Limitless Aero Discが登場した。名前のとおりリムハイトは60mmのディープホイールである。
まずは次の同社公式インスタでその外観を見てもらいたい。
目次
HUNTとワイド仕様ホイール
HUNTは数年前にリムハイト48mmの48 Limitless Aero Discホイールを発表した。そのホイールの特徴はディスクブレーキ専用であることと、当時としては画期的(?)だったリム外径が34mm幅というワイド仕様のホイールだったことだ。
当時としては珍しかったワイド仕様だったが、今となってはそれは正解だったとも言える。たとえばスペシャライズドのホイールブランドRovalのRpaide CLXはフロントホイールが同じようなワイド仕様である。その他のブランドからも今ではそんな幅広なホイールが当たり前のように登場している。
60 Limitless Aero Discの概要
公式通販サイト:HUNT 60 LIMITLESS AERO DISC WHEELSET
基本仕様は48 Limitless Aero Discと同じ
そして今回の新作ホイール60 Limitless Aero Discはが既存の48 Limitless Aero Discを12mmよりディープにしたものだが、基本的な仕様は同じである。
HUNTが特許を持つ独自の素材構成(軽量化に寄与)も、ホイール内径(21mm)と外径(34mm)のサイズも、そしてクリンチャーでもチューブレスでも使える(フックのあるリムを採用)という点も同じだ。
HUNT公式が推奨するタイヤは、Schwalbe(シュワルベ)の Pro One 25~28cである。 エアロ効果の最適化がこのタイヤでなされているらしい。だがもちろんそれ以外のタイヤでも使える。クリンチャーでもチューブレスでも23cから45cまでのタイヤに対応する。
エアロ性能について、その実験データ
気になるこの60 LIMITLESS AERO DISCのエアロ性能だが、それについてはHUNTがいつもどおり実験結果のレポートを公開している。次のリンクにPDFがあるので見てもらいたい。
この画像が示すのは、Schwalbe Pro One 28を履かせて風洞実験を行ったときのデータである。ENVE 5.6 SES Disc、Roval Rapide CLX Disc、HUNT 60 LIMITLESS AERO DISC、ARC 1100 Dicut 62 Disc、そしてZIPP 404 NSW CL Discの5つのホイールが比べられた。
結果は画像の通りで、
- 1位:ENVE 5.6 SES Disc
- 2位:Roval Rapide CLX Disc
- 3位:HUNT 60LAD(HUNT 60 LIMITLESS AERO DISC)
- 4位:ARC 1100 Dicut 62 Disc
- 5位:ZIPP 404 NSW CL Disc
となっている。ただまぁ、あくまでHUNTが設定した条件での測定なので、参考程度のデータだが。詳しい条件設定などはPDFを読み込んでもらいたい。
価格と重量など基本スペック
重量 | 1669g |
スポーク数 | 前20/後24(2クロス組) |
リムハイト | 60mm |
リム幅 | 内21mm/外34mm |
スルーアクスル | 前12/9mm、後12×142/12×135/10×135(前後ともにQR式とボルト式どちらも対応) |
タイヤ | 25c~28cに最適化。利用可能なのは23c~45c |
附属品 | チューブレス化用のテープとバルブ、予備スポーク、スルーアクスルアダプターなど |
価格 | 約20万円 |
なお上記公式通販サイトにはタイヤのごとの最適空気圧などの詳細も書かれているので、興味があれば読んでおいてもらいたい。
HUNTもついにワールドツアーチームにスポンサードですかぁ。何か値上げしそうな予感…^ ^;
使ってる方のレビューなど読むと、性能、品質ともに高く、そして安い!という、とても評価が高いホイールなので、次はこれにしようと思ってましたが、早めに調達したほうが良さそう
お値段は他ブランドよりリーズナブルで、性能はちゃんとそこそこ。これがHUNTの戦略のようブヒね。
知名度があがって人気出ること間違いなし!
日本でも増えるかも?見た目のグラフィックも個性的でかっこいいブヒね。