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【新ルール】昨日のロンドで失格となった事例と選手ら。

2021ロンド・ファン・フランデレンで失格になった選手らについて

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昨夜のロンド・ファン・フランデレン(Ronde van Vlaanderen)の結果と感想はすでに書いた。

今回は今年のロンドで「ルール違反で失格」となった選手とその事例を紹介する。

失格その1:ボトル捨て

この4/1からUCIが安全向上策として新ルールを導入している。その新ルールについては過去にもいくつか記事にしてきた。以下の記事をまた読んでもらいたい。

その新ルールの1つに、決められた場所以外でポンポンとボトルを捨ててはいけないというものがある。しかし、ロードレース名物といえば空を乱れ飛ぶボトルたちもその1つ。そんな昔から体にしみついた習慣からなかなか逃れることも難しいもの。

そして昨日のロンドで、ボトル投げ違反による失格が出てしまった。次の動画を見てほしい。

新ルールの餌食になったのは、Ag2r-Citroënのミハエル・シェーア(Michael Schär)。投げた瞬間、本人も「やっちまったああああ」と理解しているのがわかる。

見事に映像に捉えられてしまっているので言い逃れは不可能。この後審判団から「はい、失格ね」と告げられた。

なおロンドのスタート前に大会公式から、「違反したら失格ね」と説明はされていたもよう。

失格その2:危険走行

そしてもう1つの失格事例が危険走行だ。さっそくそのシーンを見てもらいたい。

この動画はスタート直後、ゴールまでまだ残り240㎞もある地点でのもの。

Alpecin-FenixのOtto Vergaerdeが、AstanaのYevgeniy Fedorovにショルダーアタックをしているシーンだ。

いったい二人の間にどんな事情があったのかは不明。推測だが、Vergaerdeがスタート直後に逃げようとしているのに、先頭のFedorovが加速し続けようとしなかったため、Vergaerde「おい、ガンガンいこうぜ。何脚をゆるめとるんや!」みたいな感じか。そんな彼のイラつきが、ショルダーアタックにつながったのかもしれない。

そして二人とも危険行為ですぐに失格。

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