吸着式の車載ラックに電動の気圧管理システム搭載。ラック、Fovno-TechのN-Powerラック
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車にロードバイクやMTBを載せてイベントやレース会場などに向かう人は多いと思う。その際にプロチームのチームカーのように車の屋根に自転車を積むことも多いだろう。そこで必要になるのが車載用のラックであるが、Fovno-Techという企業から、電動の空気圧ポンプによる吸着システムをもつ製品が登場した。
情報源:New Fovno-Tech sucker roof rack features electric air pump
まずは次の製品紹介の動画を見てほしい。
このラックは、基本的にはどんな車の屋根にでも特別な工具などを必要とせずに取り付けられる。ラック下部の大きな吸着パッドが屋根に吸いつく方式だからだ。風呂場や台所に壁に小物を設置するためにペタペタ貼り付けるパッドがあるが、それと同じ発想だ。
このタイプの自転車用のラックは、Fovno-Techだけでなく、SeaSuckerという企業も開発・販売しており、実際にそのSeaSuckerは、2019年のツール・ド・フランスでJumbo-Vismaが使っていた。
この吸着タイプのものは当然吸着力の強さがポイントになる。それが弱ければ車の屋根から外れてしまい、大惨事である。
今回のFovno-Techの新製品は、電動で吸着させるための気圧を管理するN-Powerboxという制御システムを導入した。最初に屋根にとりつける際もその電動ポンプで吸着させ、そしてその後も吸着力が弱くなってきたら自動でそれを感知し、車内の運転手などに知らせる警報システムをも備えている。これは安心。
製品自体の耐久性も高そうで、マイナス100℃~100℃の温度で使え、素材の大部分は6063CNCアルミ。表面はレーザーコーティングされている。
値段は不明だが、販売時期は今月15日かららしい。中国の大手通販サイト「AliExpress(アリエクスプレス)で販売されるようだが、果たして?
吸盤タイプはきっちりくっ付いてれば固定には問題ないんでしょうけど、長期間付けたままだと塗装の焼けで吸盤跡が残りますね。
かといって、車載のたんびに屋根を綺麗に拭き拭きしてキャリアを取り付けるっていうのも面倒だし…
あーたしかに跡が残るはちょと気になるブヒね。そうなると、屋根のうえにもう1つ屋根をカバーとしてつけ・・・