第11ステージのアルメイダとレムコ。アルメイダは何を考えていたのか?

この前のジロ第11ステージでは、Deceuninck-QuickStepが奇妙な行動をしていた。奇妙というかチグハグだったというか。詳細は、第11ステージ直後に書いた感想記事「季節外れのストラーデ・ビアンケ?2021ジロ第11ステージの結果」で書いた。

チームのエースだったレムコ・イヴェネプールがグラベル区間でメイン集団から遅れた。その集団に唯一残っていたチームメイトはジョアン・アルメイダのみ。本来ならアルメイダが即座に遅れたレムコを待ってアシストを始めるべきだったのだが、そのアルメイダがなかなかレムコの前に現れなかった。一瞬、「アルメイダが裏切ったか!?」とも思われた。そんな不自然な光景が見られたのだ。

この件について、当事者のアルメイダが母国ポルトガルのメディア「A Bola」の取材に、次のように答えている。

情報源(A Bola):PREFIRO FICAR CALADO A DIZER O QUE PENSO

Senti-me bem e com boas sensações, tinha possibilidades de me bater com os melhores, mas tive que cumprir as ordens que vinham do carro de apoio para esperar pelo Remco.

訳「自分の調子も良く、その日の感覚も良かった。優勝を狙える絶好のチャンスだったんやけど、チームからのレムコを助けろという指示に従わざるを得なかったのよ」

O ciclismo é um desporto coletivo e quem manda são os diretores desportivos a quem temos de obedecer

訳「ロードレースはチーム競技やし、指揮権は監督にあるわけで、選手は当然その指示に従う必要がある」

記者から「せっかくの優勝のチャンスがダメになってがっかりした?」と問われるも、アルメイダはそれには明確に答えず沈黙。

だがその態度と上記のような発言からすれば、やはり「せっかく優勝狙ってたのに・・・」という想いがスケて見えるようだ。そうであれば、チームカーから指示が飛んできたときも、自身の気持ちとチームからの指示との間で少し板挟みというか、迷いがあったのではないのだろうか。

ひょっとしたら、チームカーと少しの間だけ議論になっていたという可能性もなくはない。ならばあのチームとしての不自然な動きも理解できるか。

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