イネオスのボスに癌と心臓病。症状次第ではトップから退く可能性
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昨年に続き今年のツール・ド・フランスでも総合優勝を果たせなかったかつての常勝集団イネオス(INEOS Grenadiers)。ツール序盤の落車やトラブルが響いた形となった。そんな同チームにもう1つの問題が発生した。
チームを率いるボスであるデイブ・ブレイルスフォールド(57歳)が健康上の問題が理由で、チームのトップから退くかもしれないということだ。
情報源:Dave Brailsford admits health concerns may force him to quit as Ineos principal
ブレイルスフォールドはこの二年間癌に冒され、さらに心臓にも問題が抱えながら現場を指揮していた。だが次のように述べる。
“If I do have any further health issues, I won’t be able to continue,”
訳「もしさらに健康上の問題が出れば、もう続けていられないだろう」
もちろん今でも健康には気をつけているが、それでもやはりチームの運営や選手のサポートを優先してしまうものだ。無理をすると症状は進行していくだろう。
癌については今の医療技術をもってすればわりとコントロールが可能なようでそこはあまり問題としていないようだ。それよりも問題は心臓の病気にある。心臓については癌よりもコントロールが難しいみたいだ。心臓の症状を心配しているもよう。たしかに癌は急にどうこうないだろうが、心臓はあるタイミングで突然その機能が狂うことがある。もちろんそのときは瞬時に倒れ込むことになるだろう。突然の発作が起こる危険性という点で癌よりもずっと厄介だ。
今でも彼は勝利に飢えていると言う。どうすれば勝てるかを追求したいようだ。だがそれも健康があってのこと。特に心臓のトラブルで倒れるようだとチームに迷惑がかかる。それは彼の望むところではないということだろう。
ポルタル監督のこともあったので、慎重になっているのかもしれないですね。
イネオスもここ1、2年で色々あり、チームとして過渡期を迎えているといった感じですね。
まさに過渡期という感じブヒね。やはりどんな組織でも10年というのがだいたいの区切りという感じブヒね。