トレックの天才クイン・シモンズがプロ初勝利。2021ツール・ド・ワロニー第3ステージ

先日から始まったベルギーのワロンヌ地方のステージレースのツール・ド・ワロニーがなかなか熱い展開となっている。

というのも、まず第1ステージでは昨年のツール・ド・ポローニュでの大事故で謹慎処分を受けていたJumbo-Vismaのディラン・フルーネヴェーヘン（Dylan Groenewegen）がレース復帰後初勝利。

翌日の第2ステージでは、ツール・ド・ポローニュでの被害者で瀕死の状態からプロトンに戻ってきたファビオ・ヤコブセン（Fabio Jakobsen)が復活後の初勝利。

そしてさらに昨日の第3ステージでは、Trek-Segafredoの期待の天才、20歳のアメリカ人クイン・シモンズ（Quinn Simmons)がプロ初勝利を挙げた。チームツイッターを見て欲しい。

#ethiastourdewallonie2021
Attack by @QuinnSimmons9 has pulled out a group of 7 including teammate @juanpelopez97.
🏁 24kms
⏱ ~15 secs pic.twitter.com/uO6ic78vdC
— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) July 22, 2021

Vainqueur @QuinnSimmons9 @TrekSegafredo #ethiastourdewallonie2021 pic.twitter.com/y46pdKGQ1l
— Tour de Wallonie & GP Wallonie (@tourdewallonie) July 22, 2021

シモンズは、スペイン人のチームメイトでこれまた若い23歳のJuanpe Lopezとともに逃げに入り、ゴール前まで残り3.5km地点で1人抜け出そうとしたが、アレクシー・ルナール (Alexis Renard：Israel Start-Up Nation)がついてくる。そして最後はその二人でのマッチスプリント。先に仕掛けてずっと先頭を譲らなかったシモンズが見事にプロ初勝利となった。

終盤に積極的にしかけ、最後のスプリントでも先にしかけて不利だったにもかかわらず勝ちきったことで、その強さ・才能は本物だと証明した。

今大会はつらい時期から復帰した2人の初勝利、そして未来を担う若手の初勝利。記念となる「初勝利」が3日連続という熱い内容。さて今日はどうなる？なお、レースはGCNで見ることが出来る。

(´・ω・`)ブタは1年間のパスが切れちゃったので、再契約しないといけない。

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