Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter

ポガチャル、2027年はUAEツアー復帰か。チーム提示の3案から12月に決断へ
情報源:Tadej Pogacar reveals fresh details of 2027 race calendar as team presents three options
タデイ・ポガチャルの2027年の目標については、すでに記事「ポガチャルの2027年の目標レースが明らかに。ブエルタ、世界選手権、ツールの方向」で紹介した通りだが、今回来シーズンのレース日程について新たな見通しが明らかとなった。
そうした来年の最優先目標は維持したままで、UAEツアーへの復帰と春のクラシック参戦が有力な選択肢となっているようだ。
そしてチームから提示された3パターンの年間プログラムを検討しているとのこと。最終判断は12月のトレーニングキャンプで下す予定だ。
今回の発言は、約1万人が参加したMyWhooshのバーチャル・コミュニティライドで出たもの。ポガチャルは翌シーズンに向けて十分に考える時間が必要だと説明し、チーム全体が集まる12月のキャンプでレース予定を固める考えを示した。
そのなかで、春のクラシックとUAEツアー、そしてツールへの出場を有力な方向性として挙げたもよう。
UAEツアーは2021年、2022年、2025年に総合優勝した大会。復帰すれば所属チームの地元でシーズン序盤の目標に取り組むことになる。
もちろんUAEツアーがシーズン初戦となると決まったわけではない。
可能性としては、1月に始まるワールドツアー初戦のツアー・ダウンアンダーでシーズンインというのも考えられる。同大会ディレクターのスチュアート・オグレディがポガチャル招へいに意欲を示しているからだ。ポガチャルが同大会を走ったのはワールドツアーデビューを果たした2019年で、それ以来の出場となれば主催者側は大喜びとなる。
また春のクラシックについても現時点ではどのレースに出場するかまでは示されていない。ただ今年念願の優勝を飾ったミラノサンレモにはおそらく出ないのではないか。
上述の過去記事でポガチャルは2027年の主要目標としてツール、世界選手権、ブエルタの組み合わせを挙げたことを紹介した。
ジロ・デ・イタリアを再び走りたい気持ちもあるようだが、ブエルタはまだ総合優勝していない唯一のグランツールだ。今年のブエルタでは第8ステージの落車。鎖骨の骨折・脱臼、頸椎骨折、脳振とうを負い、挑戦の途中で大会を去ることとなった。
ツール、ブエルタ、世界選手権という3大目標を簡単にまとめると次のようになる。
| 大会 | 日程 | 位置づけ |
|---|---|---|
| ツール・ド・フランス | 7/2~7/25 | 通算6度目の総合優勝を目指す |
| 世界選手権ロードレース | 8/29 | オート=サヴォワで世界王座奪還を狙う |
| ブエルタ・ア・エスパーニャ | 9/4~9/26 | キャリア初の総合優勝による全3大グランツール制覇を目指す |
世界選手権の男子ロードは、サランシュ周辺を舞台に約5,700mの獲得標高を含む山岳コースとされる。登坂力を発揮できる舞台だが、そこからブエルタ開幕まではわずか数日。両大会を狙う場合、準備とコンディションの維持が大きな課題になる。
ポガチャルは、新たに発表されたツールのコースをまだ詳しく確認していないとも明かした。
一方、ツールには山岳、平坦、難しいステージ、横風、タイムトライアルなど、毎年さまざまな要素が含まれると説明。どんなコースになろうとも世界で最も厳しいレースに向けてあらゆる状況への備えが必要だと考えている。
落車後の近況についてだが、今回のMyWhooshライドのおよそ2週間前に練習を再開し、状態を戻していると説明した。モナコの自宅から参加したコミュニティライドも、日常の練習に変化を加える良い機会になったと語る。
また、新世界王者となったチームメートのブランドン・マクナルティにも言及。これまで支えてくれた働きに感謝をしており、今後は自分がアシスト役を務め世界王者のジャージを輝かせることもあるかもと話す。
2027年の年間プログラムが具体化するのは12月。 UAEツアー復帰や春のクラシックの選択に加え、シーズン後半の3大目標をどう組み合わせるかが注目される。そしてその選択の結果は、プロトンにも少なからず影響を与えるだろう。