【2021世界選】レムコ・エヴェネプールはチームミーティングを欠席していた
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今年の世界選手権はベルギーで開催ということで、地元のベルギーチームはレムコ・エヴェネプール、ワウト・ファン・アールト、ヤスパー・ストゥイヴェンなどを擁し最強チームを結成。圧倒的優勝候補として参戦。
ところがフランス代表チームがレース前半から積極的に攻撃を展開。ベルギー勢はそれを終盤までそれをしのぎ続けたが、最後はジュリアン・アラフィリップの独走を許してしまい、優勝を逃した。
フランスチームの作戦の妙もあったが、それよりもベルギー国内で議論となったのが、レムコ・エヴェネプールの動きだった。最後の最後はファン・アールトのアシストをしていたように見えたが、レース全体を通してエヴェネプールがチームの指示ではなく、独断で走っているような印象があった。
そんなエヴェネプールだが、どうやらチームミーティングを欠席していたようだ。世界選でいっしょだったヤスパー・ストゥイヴェンがそう明かす。
世界選のゴール後はベルギーチームのバス内では残念な結果に涙する者もいたようだ。ストゥイヴェンがそう述べている。
そして世界選から5日後に反省会のようなオンラインミーティングが開かれた。
だがしかし、ストゥイヴェン曰く「 レムコ・エヴェネプールはそのミーティングを欠席した。予定は知っていたはずなのに」。
さらにストゥイヴェンは、「エヴェネプールはオンラインミーティングよりも、TV番組で彼の考えを言うほうが良いと考えてたんだろう」と述べる。
実際にレムコ・エヴェネプールは世界選後にTV番組で、「自分は優勝できるだけの脚があったんやけど、自分のために走らせてくれと言ったら、コーチらに却下された」と主張していたようだ。
こうしたエヴェネプールの行動について、ストゥイヴェンは「もうちょっと周囲の人間が彼をコントールせなアカン。そしてエヴェネプールは自分自身の主張を述べるにしても、それにふさわしいタイミングがあるってことを学ばなアカンよ」と述べる。
まぁエヴェネプールの気持ちもわからんでもない。どうせ出席しても批判されるだけ。そもそもは自業自得とも言えるが。
2021世界選手権のハイライトはこちら。
レムコくん、ちょっと困ったちゃん化し始めてるような…
まぁ若いうちは血気盛んで多少跳ねっ返りなところも「負けず嫌い」なうちとして大目に見てもらえるところもあるんだけど、あまりに身勝手過ぎるとそもそも選んでもらえないという事態にもなりますね。
ストゥイベンのコメントは至極まっとうなものですね。
このへん、まだまだロードレース界の文化というか常識を学べていないということなのかもしれないブヒね。
あのルフェーブルじいさんが時間をかけて育成しようとしているのも、こういったレムコの性格を考慮してのことなのかも。
レムコは来年からベルギー代表に選ばれなくなる可能性もあるだろうに、本人としてはそのへんわかっての言動なのだろうか心配ブヒね。
も一つ懸念してたのは、もしかして自転車競技をナメてる意識があるんじゃないか?ということですね。
元々サッカーやってて、怪我して自転車に転向したわけだけど、早々と結果が出たもんだから、「なんだこんなもんか」的な意識が奥底にあるような気がしてならないんですね。
でも、グラベルのような低μ路面でのペダリング技術の不足やプロトンでの状況判断など、レース重ねて露呈してきた弱点もあるわけで、そこの焦りと、「いや俺はこんなもんじゃない」意識とがない混ぜになってるんじゃないかと…
なるほど、たしかにすぐに結果出してきたわけだからそれはありそうブヒね。
あと、TTが強くて独走勝利も多いからなおさら「自分ひとりで勝てる」という意識が強そうな感じ。
チームの作戦があっても、「自分がここから独走すればええやん」といつも思ってそうブヒね。