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今年のファン・アールト最高のレースとは?主な2021年の戦績

ワウト・ファン・アールトが語る今年最高の走りができたレースとは?

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今年も大活躍の一年となった元シクロクソ世界王者にしてJumbo-Vismaのクラシックエースのワウト・ファン・アールト。

そんな彼が一年を振り返り、「最高の走りだった」と評するレースは、意外にも優勝できなかったレースだ。

情報源:Het ultieme jaaroverzicht met drievoudig Flandrien Wout van Aert: “De wegrit van Tokio was mijn beste prestatie”

ファン・アールトが今年のベストパフォーマンスだと述べるのは、惜しくも銀メダルとなった東京五輪ロードレースだ。

一番調子がよかったレースはツアー・オブ・ブリテンだったようだが、自身のパフォーマンスとして最も出し尽くした、やりきった感のある走りが出来たのは東京五輪だと考えている。

その理由は、苛酷な登りレースだっにもかかわらず、本来クライマーでない彼が、タデイ・ポガチャルやリチャル・カラパスらの超一流クライマーらにまじって最後まで残り、メダル争いの死闘を演じることができたからだ。

そのため東京五輪は銀メダルという惜しい結果だったが、自身の走りとしては最も満足度が高いレースとなった。

逆に最もがっかりしたレースは、おそらくみんなの予想通りだろう、世界選手権だ。ロードレースではジュリアン・アラフィリップを逃してしまって表彰台にもあがれず、個人TTではフィリッポ・ガンナに及ばず銀メダルだった。

今年のファン・アールトの主な戦績をまとめると、

  • ストラーデ・ビアンケ4位
  • ティレーノ~アドリアティコで総合2位、ポイント賞1位、第1&第7ステージ優勝
  • ヘント(Gent-Wevelgem)優勝
  • E3サクソバンク・クラシックで11位
  • ベルギー選手権ロードレース優勝
  • ロンド・ファン・フランデレン6位
  • ミラノ~サンレモ3位
  • アムステル・ゴールド・レース優勝
  • ブラバンツ・パイル(De Brabantse Pijl)2位
  • ツール・ド・フランスで山岳賞4位、ポイント賞5位、総合19位、第11、第20、第21ステージでステージ優勝
  • 東京五輪銀メダル
  • ツアー・オブ・ブリテンで総合優勝、ポイント賞2位、第1、第4、第6、第8ステージでステージ優勝
  • 世界選手権はロードレース11位、個人TT2位
  • パリ~ルーベ7位

(‘A`)ヤバイ

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