SRAMがフルーム関与のサイコン企業Hammerheadを買収
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ロードバイク三大コンポメーカーの1つでアメリカのSRAMが、クリス・フルームも関与するサイクルコンピューターブランドのハンマーヘッド(Hammerhead)を買収した。SRAMの公式ツイッターを見て欲しい。
We’re excited to announce that @hammerheadrides has joined the SRAM family! Hammerhead makes products that inspire & empower all people to unlock their athletic potential through cycling, and we’re thrilled to have them on the team. Check them out: https://t.co/cr60rgaTO8 pic.twitter.com/PM0bh9Re4q
— SRAM Road (@SRAMroad) January 19, 2022
情報源:SRAM acquires Hammerhead cycling computer brand
ハンマーヘッドはサイコンのKarooシリーズで有名だが、クリス・フルームが製品開発などに協力していることでも知られている。また、フルームが所属するイスラエル・プレミアテック(Israel-Premier Tech)は、ハンマーヘッドと2023年まで提携関係を結んでいる。
今回のSRAMによる買収だが、それによってハンマーヘッドの組織や販売体制やサポート体制にいきなりどうこう変化が起きるということは現時点ではないようだ。
これでSRAMとしては、ホイールやコンポのZipp、パワーメーターのQuarq、ペダルのTime、MTBサスペンションのRockShoxに加えて、サイコン分野も手に入れたことになる。いわば「真のコンポメーカー」という完全体に近づいたことになる。
ひょっとしたら将来的には、それらを1つにまとめた(統合させた)「パッケージ」を開発し売り出すことになるかもしれない。
またハンマーヘッドとチームイスラエルとのつながりを考えれば、何年か後には同チームのコンポはSRAM(とそのグループ)メインになるかもしれない。