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2020ツール・ド・ポローニュでファビオ・ヤコブセンを落車させ、世界中から非難を浴びたディラン・フルーネヴェーヘン。昨年はロードレースに復帰して、ツール・ド・ワロニーとツアー・オブ・デンマークで勝利も挙げた。そして新チームへ移籍。今年からはオーストラリアのワールドツアーチームのバイクエクスチェンジ・ジェイコ(BikeExchange-Jayco)で走る。
チームメイトにはおなじくスプリンター寄りのパンチャー(パンチャー寄りのスプリンター?)のマイケル・マシューズがいて、フルーネヴェーヘンとの役割分担がチームとして勝利量産の鍵になるだろう。その点についてフルーネヴェーヘンは「お互いに助け合うことは可能」と役割分担がきっちりできるとの考えを明らかにしている。
情報源:Dylan Groenewegen on working with Michael Matthews: ‘We can help each other’
この情報源記事でのフルーネヴェーヘンは次のように語っている。
“We are really different. He is more of a puncheur on the hilly stages on the stages where the last parts are really uphill. Yeah, I’m more of a speed sprinter. And Mathews is more of a puncheur. We are totally different.”
訳「マシューズとは全然脚質が違うからね。マシューズはピュアスプリンターというよりパンチャーで、最後に丘になってて登りスプリントになるコースが得意。一方で自分はピュアスプリンター寄り。マシューズはパンチャー寄り。全然違うわけ。」
そして、「勝てる選手がいるならその選手が勝てばいい。そうすれば勝利の重圧から自分も楽になれる」といった内容のことも語る。「お互いに助け合えるんや」とも。
フルーネヴェーヘンの今シーズンは、まず来月の2/1から始まるサウジツアーで新チームでのデビュー戦を飾る予定だ。そこでスプリント勝利を狙うべく、チームはスプリントトレインの練習に励んでいる最中。実戦の本番でどこまで完成度の高さを見せられるか?
続いて彼は2/20からのUAEツアーにも出場予定。その後はヨーロッパに戻り3月からパリ~ニース。そしてクラシック戦線では、デ・パンヌとヘントが予定されている。
そしてツール・ド・フランス前には、ハンガリーとスロベニアのレースで調整を重ねるようだ。