来年の世界選手権は「世界選よくばりセット」に決定!シクロクロス以外の世界選をまとめて一気に開催へ
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来年の世界選手権はスコットランドのグラスゴーで8月3日から23日までの日程で開催される。ロードレースの世界選についていえば普段は9月開催が多いが、来年は1ヶ月ほど早い。また開催期間も11日間と長い。
さらに特徴的なのは、シクロクロス以外の自転車競技の世界選手権をグラスゴーでまとめていっしょに開催するからだ。次にUCIツイッターの発表をみてほしい。
From 3 to 13 August 2023, be ready to discover the inaugural UCI Cycling World Championships in Glasgow and across Scotland 🌈🚴
— UCI (@UCI_cycling) February 2, 2022
13 UCI World Championships, 190 UCI World Champions, 120 countries, all in one place. Not to be missed! @CyclingWorlds #GlasgowScotland2023 pic.twitter.com/2trtYJRw1J
来年の世界選では、パラサイクリング、トラック競技、MTB(ダウンヒル、クロカン、マラソン、クロカンエリミネイター)、BMX、BMXフリースタイルパーク、トライアル、インドアサイクリング、グランフォンド、そしてロードレースなどシクロクロス以外のほぼ全てとも言える分野の13個の世界選手権が8/3~8/23までグラスゴーでいっしょに開催される。
この「世界選手権よくばりセット」とも言うべき特殊な世界選は来年だけの特別版ではなく、今後も4年間に1度のペースで開催される。再来年の2024年パリ五輪のことを考えれば、これからは五輪の一年前の年にこの「よくばりセット」が開催されることになる。
上述のように8月13~23日という通常のロードレース世界選からすれば1ヶ月ほど早い日程になったのは、これら他分野の種目の世界選をまとめて行うという都合によるものだろう。