ロシアのプロチームのガスプロムは3月27日に消滅が決定か
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ロシアのウクライナへの侵攻に対して世界から経済制裁などが加えられているが、ロードレース界でもUCIによってロシアとベラルーシのプロチームに対して出場禁止などの制裁が加えられた。
そしてロシアのProTeamのガスプロム(Gazprom-RusVelo)については、バイクスポンサーだったLOOK(ルック)と、ホイールスポンサーでありLOOKと同じグループの会社Corima(コリマ)が同チームのスポンサーをやめることを発表していた。
そんな中、Gazprom-RusVeloは3月27日以後にチームが解散となる可能性が高いようだ。
情報源:Gazprom-Rusvelo, Renat Khamidulin annuncia: “Senza novità chiudiamo il 27 marzo”
Mathias Vacek is the winner of the sixth stage of the WT race #UAETour ✌️
— Gazprom-RusVelo (@RusveloTeam) February 25, 2022
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Dmitry Strakhov is third! 🥉 Pavel Kochetkov — fifth! What a teamwork today! Congratulations! 👏
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📷: @sprintcycling#RockTheRoyalBlueJersey#GazpromRusVelo @uae_tour pic.twitter.com/anyjA1ckVv
チームのジェネラルマネージャーであるRenat Khamidulinが言うには、3月27日までにUCIからプロチーム資格についてなんらかの吉報がなければ、チームを閉じるとのこと。
チームとしては活動を続行するため、UCIに対してなんらかの代替手段を認めてくれと求めているようだが、現時点でUCIからのより良い返答はないもよう。
チームとしては、その本拠地はイタリアであり、チーム運営会社はスイス国籍であること、さらにスポンサーは書類上はドイツのGazprom Germanyであると主張。
それらに加えて今後のレースでは、ロシアを想起させるジャージは使わず平和の象徴である白いジャージを着用するという方針もUCIに提案している。
だがそれらだけではUCIは納得させられておらず、今のところ事態は好転していない。
UCIによる制裁を免れる1つの方策としては、チームの国籍をロシアとベラルーシ以外とするというのもあるが、現状ではなかなか簡単に実行できることではないようだ。
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