大規模ドーピング捜査でポルトガルのレース界に激震。同国のチームの監督が逮捕
ポルトガル全土で大規模なドーピング捜査。2名の逮捕者、証拠も押収
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現在ロードレース界を席巻する新世代を代表する1人で、チームUAEで走るジョアン・アルメイダ(João Almeida)。その母国ポルトガルのロードレース界に激震が走った。
120名の捜査官が投入された大規模なドーピング捜査によって2名が逮捕されたようだ。
情報源:SPORTS DIRECTOR REPORTEDLY ARRESTED IN PORTUGUESE ANTI-DOPING OPERATION
記事によると、逮捕された2名のうち1人は、ポルトガルのUCIコンチネンタルチームのW52-FC Portoで監督をしているNuno Ribeiroという人物。
当然その監督1人の問題で済むはずはない。チーム全体の問題として扱われる。この逮捕により、同チームは出場していたGrande Premio O Jogoというレースの第3ステージに出走できなくなった。
今回の当局の捜査はポルトガル全土にわたって行われた大規模なもので、様々なアスリート、マネージャー、施設などが広く対象となった。
その結果、上述のように2人が逮捕されたほか、証拠となる物質・薬物や施術のための道具なども実際に押収されたもよう。
もしかしたらポルトガルのロードレース界だけにとどまらず、今後同国の他のスポーツ界にも飛び火するかもしれない。