【!?】見た目がヤバいステム「Mythos Elix」。3Dプリント製
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3Dプリンタの発達と普及で、最近はロードバイクのパーツもいろいろなものが3Dプリンタで作られるようになった。これまでより複雑な構造の造形が可能となり、設計の自由度を高まった。
そして今回紹介するのはその3Dプリンタで作られたロードバイクのステムだ。Mythos.Bikeという新興ブランドのElixという製品。
情報源:THE MYTHOS ELIX IS A £500 3D-PRINTED STEM
(‘A`)「ファッ!? スッカスカやんけ!」
より詳しい画像がこちら。
Radical new 3D-printed Mythos Elix stem launches with £500 price tag https://t.co/0Uhy1Divsd
— Cycling Weekly (@cyclingweekly) May 23, 2022
これは目立つ(確信)。
このMythosというブランドだが、3Dプリンタを使った積層造形法(付加製造法)の専門業者で、その特別な技術を使ったロードバイク用パーツの開発を長く行ってきたMetron社が展開するブランドだ。
Metron社はこれまでも英国代表チーム、ピナレロ(Pinarello)、チームSkyとブラッドリー・ウィギンスなどにも特注パーツを提供してきた。
こうした特殊なデザインのステムはこれまで、オーダーフレームのビルダーによって作られたりしてきたが、おそらく世界中に向けて普通に販売されるものとしては初めてか?
素材はアルミニウム合金の1つ、Scalmalloy®というもの。高強度・高延性という特徴を持つアルミニウム合金。5000系合金にスカンジウムとジルコニウが主に添加されたものらしい。よくわからないが凄そう。
剛性は「現実的なレベル」らしく、製品の耐久性としてもISO 4210-5の基準をクリアしているとのこと。
スペックは次のとおり。
- 長さ:100~130mm
- 傾き:+/- 8 度
- 重量:150g~ (付属部品ふくむ)
- スタックハイト:45mm
- クランプ径:31.8mm
- 素材: Scalmalloy®
- Hardware: Titanium M5x0.8 x 16 mm
- 互換性:FSAのACRコクピットシステムに対応
- ISO 4210-5に準拠した疲労度テストをクリア
- 価格:500ポンド(約8万円)
- 色:シルバーまたは黒
目立つのが好きな人はどうぞ。シルバーはクロモリやチタンのバイクに合うのはもちろん、黒ならばカーボンフレームのバイクにも合うだろう。