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昨日の2022ブエルタ第12ステージで終盤に抜け出し、見事に逃げ切り独走勝利をつかんだイネオスのリチャル・カラパス(Richard Carapaz)。
そんなカラパスはすでにイネオスからEF Education-EasyPostへ移籍することが正式に発表されているが、カラパス曰く、「移籍が決まっていることは今回の走りには影響しなかった」。
情報源:Richard Carapaz: ‘My transfer to EF didn’t impact’ tactics at Vuelta a España
カラパスはブエルタの総合優勝を参戦するも、これまでは調子があがらずじまいだった。本人曰く「これまでは思っていたように脚が動かなかった」。
実際昨日の勝利で8分ほどレムコとのタイム差を縮小させたが、それでも現時点ではレムコから11分37秒遅れの総合16位という位置だ。ただ今後は警戒されて昨日ほど大きく逃げさせてもらえるチャンスはこないかもしれない。それを許すと総合上位陣にとって脅威となるからだ。
そしてカラパスはこう述べる。
“We announced the change of team before the start of the Vuelta, but it didn’t impact at all how I confronted the race,”
訳「すでに移籍が発表されてるけど、それはレースでの走りに全く影響しなかったね」
カラパスも含めたイネオス勢、そして他チームの総合勢も誰もがみんな今週末の日曜日の第15ステージでのシエラ・ネバダ決戦を重要視・警戒している。今大会で唯一、超級山岳が登場するからだ。1日の獲得標高も約4000メートルとなる最難関ステージだ。
レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)のライバルたちは誰もがそこでレムコを蹴落とすことを狙い、または、レムコがどう走るかに注目している。カラパスも今回のステージ優勝をきっかけに良い感触を得ているようだ。この土日の山岳2連戦でカラパスはどこまでレムコとの差を埋められるか?