すでにマーク・カヴェンディッシュは移籍先を確保ずみ?
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本来ならばフランスのパリで大々的にデビューするはずだった新生チームB&B。しかしその大きな野心はメインスポンサーが見つからないまま頓挫。チームごと消滅という最悪の事態となった。
契約していた選手やスタッフはこんな年の瀬に移籍先を探すことになる。もちろん移籍市場はほぼ閉まりかけている。そしてその選手たちの中で最も世間の関心が高いのは、おそらくマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish)の動向だろう。
まだB&B崩壊後の移籍先は発表されていないが、ある人物が言うには「カヴェンディッシュは確実に来年度の契約はできている」とのこと。
情報源:Peter Kennaugh says Mark Cavendish has ‘definitely signed a contract’ for 2023
カヴェンディッシュについてそのように語るのは、チームSkyやBora-hansgroheで走っていた元プロ選手のピーター・ケノー(Peter Kennaugh)だ。2019年に引退したケノーは今、かつてトム・ピドコック(Tom Pidcock )がしょ所属していたトリニティ・レーシングでスポーツディレクターをしている。
ケノーはカヴェンディッシュと同じ英国人で友人関係にある。そんな彼が言うには、カヴェンディッシュは現在来シーズンに向けて高いモチベーションを保っているようだ。ケノーは「だからきっと彼は来年度のチームがちゃんとある。それがどこかは知らないが」と話す。
そんなカヴェンディッシュの移籍先は一体どこになるのか。ワールドツアーチーム/ワールドチームでまだ選手枠に空きがあるのは、ミゲル・アンヘル・ロペス(Miguel Ángel López)を解雇したアスタナ、AG2R、バーレーン・ヴィクトリアス、グルパマFDJ、アンテルマルシェ。
ProTeamでいうと、ロット・デスティニー(Lotto-Dstny)やトタルエネルジーがあり得るだろうが、そこにはすでにカレブ・ユアンやピーター・サガンといった絶対的エースがいる。
またイタリア、スペイン、ベルギーのProTeamの可能性はなさそう。そこで、アメリカのHuman Powered Healthが移籍先として最有力との報道もある。