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ロードバイクとレッドブル

レッドブルがBora-hansgroheと提携し、ジュニア世代のスカウトプロジェクトをスタート

レッドブルとボーラ・ハンスグローエが提携し若い才能をスカウトするプロジェクト「レッドブル・ジュニア・ブラザーズ」をスタート。StravaとZwiftを使って選考。

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ドイツのワールドツアーチームのボーラ・ハンスグローエ(Bora-hansgrohe)が、エナジードリンで有名なレッドブル(Red Bull)と提携したことを発表した。同チームのツイートを見てほしい。

レッドブルの才能発掘プロジェクト「レッドブル・ジュニア・ブラザーズ」について

この発表によると、同チームはレッドブルとの提携してジュニア世代の若い才能を発掘し、プロデビューさせるべくスカウトするプロジェクトを発足させるとのこと。

レッドブルとロードレースといえば、ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)やトム・ピドコック(Tom Pidcock)がレッドブル仕様のヘルメットを着用しているのを思い浮かべるだろう。UCIルール上ウェアにスポンサー表示やそのデザインについて細かい規則が多いのだが、ヘルメットにはあまりそういうルールはないようで、そのため彼らはレッドブル仕様の特別デザインのヘルメットを使うことができる。

もともとレッドブルはここ数年ボーラ・ハンスグローエと提携関係にあったようだが、今回のプロジェク発表はさらにその関係を推し進めるものと考えられる。レッドブルとしても若い世代へのアピールが、ボーラとしても若い才能の発掘と囲い込みがそれぞれ可能でありウィンウィン。また、より良い才能発掘システムを開発するという目的もあるようだ。

この若い才能発掘プロジェクトの名前は、「Red Bull Junior Brothers(レッドブル・ジュニア・ブラザーズ)」というもので、とりあえず2名の若者をスカウトしようというもの。対象は2006年~2007年に生まれた若者だけだ。

スカウトされた2名はボーラの育成チームであるAuto Ederと契約することになる。また同時にレッドブルのアンバサダーとしても活動することになるようだ。

そしてもちろんその育成チームで優れた結果を残したりすれば、ボーラ・ハンスグローエとの契約としてプロデビューとなるだろう。

さてその才能発掘の方法だが、StravaとZwiftを使うこととなる。プロジェクト側から指定されているヨーロッパ中のセグメントを走り、そのデータをStravaにアップロード。そのデータを見て判断されようだ。期間は2月1日から5月31日まで。その間のデータが判断材料となる。

また実際のそのコースを走れない場合でも、Zwift上でそのセグメントを走った場合でもOKとのこと。日本人の若者でも参加できるわけだ。

選考は6月に行われる。体重、VAM、PWRなど各種のデータが精査され、将来性などもふまえ、そこで15名が選ばれる。

それら選ばれた若者はレッドブル側が費用負担して、レッドブルの本拠地オーストリアへ向かって、そこで様々な走行テストなどが行われ、9月にボーラ・ハンスグローエ側が最終決定として、上述の育成チームAuto Ederと契約できる2名を決定する予定。

詳細は次のレッドブル公式ページでどうぞ。

レッドブル公式ページ:Red Bull Junior Brothers

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