レムコ・エヴェネプール「カタルーニャはジロのテストとして完璧」
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昨日紹介したように、新城幸也が今日から始まるボルタ・ア・カタルーニャ(Volta Ciclista a Catalunya)でシーズンインする。そして同じくそのカタルーニャに出場する優勝候補が、世界王者レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)だ。
そんなレムコは「カタルーニャはジロに向けたパーフェクトなテストだ」と話す。
情報源:Remco Evenepoel: Volta a Catalunya ‘perfect test’ for Giro d’Italia
今年のジロ・デ・イタリアをターゲットにしているレムコだが、ジロ前のステージレースとしては今日からのカタルーニャが最後になるもよう。なおカタルーニャ出場は初めてとなる。一方で、カタルーニャ後もワンデイレースのブラバンツ・ペイル(De Brabantse Pijl)は走る。
大会前の記者会見で、レムコは次のように述べたとされる。
「コンディションが90%(今現在)というときと100%(5月のジロ)というときの最大の違いは体重やね。でも、パワーという観点では何もかもいい感じ。おそらく予想してたよりいい状やね」
今日からのカタルーニャには、ジャイ・ヒンドレー(Jai Hindley)、リチャル・カラパス(Richard Carapaz)、エガン・ベルナル(Egan Bernal)、アダム・イエーツ(Adam Yates)、そしてジロで最大のライバルとなるであろうプリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)らが出場する。
ボルタ・ア・カタルーニャはこれまで週の中程にあるピレネーの山岳ステージで総合争いが決定的になることが多いが、昨年は最終日前日の本格山岳ステージではない第6ステージでリチャル・カラパスとセルヒオ・イギータが奇襲ともいえる130kmにわたる逃げを敢行。結果、追走から大きくタイム差を稼ぎ、イギタが逆転総合優勝を決めた。そのときのハイライト動画をどうぞ。