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先日、ユンボ・ヴィズマの選手がレースで使っていたタイヤ空気圧調整システムについて紹介した。それが次の記事だ。
過去記事:ユンボ・ヴィズマのタイヤ空気圧調整システムKAPS
さらに昨年はチームDSMがパリ~ルーベで、そのユンボとは異なるタイプのタイヤ空気圧調整システムを使うかもしれないと紹介した。それが次の記事だ。
過去記事:チームDSMがパリ~ルーベで、走りながらタイヤの空気圧を調整できるシステム「Scope Atmoz 」を投入か
だが実際にはDSMは、昨年のパリ~ルーベでその新兵器は使われなかった。また昨年のツール・ド・フランスでそれをデビューさせるという情報もあったが、やはり使われなかった。
しかし、みんな大好きオランダの自転車メディアによると、今年のパリ~ルーベではユンボだけでなく、DSMのついにタイヤ空気圧自動調整システムを投入するらしい。
情報源:JUMBO-VISMA EN TEAM DSM STARTEN MET BANDENDRUKREGULATOR IN PARIJS-ROUBAIX
上の過去記事でも書いたようにユンボが使うのは、オランダのHubTech社が開発したKinetic Air Pressure System(KAPS)。一方でDSMが使うのはScope Atmoz。
どちらもANT(+)とBluetoothを使って、選手がハンドル手元のボタンなどの操作によってタイヤの空気圧を減らしたり、増やしたりすることができるシステムだ。
基本的に石畳やグラベル区間ではタイヤ空気圧は低く、綺麗な舗装路ではそれを高くするものだが、その調整をレース中に自在にできれば、より省エネで、より速く、より安全な走行が可能となるだろう。
実際に投入されるのか、そしてどのようにレース中で機能するのか非常に楽しみだ。Jスポの解説者もいろいろ語ってくれるのではないだろうか、期待したい。