コロナウイルス

ジロが対コロナルールを強化。相次ぐコロナ陽性を受けて引き締めに動く

昨日、世界中に衝撃を与えたレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)のコロナ陽性によるジロ・デ・イタリアのリタイア。

それまでにもフィリッポ・ガンナ(Filippo Ganna)がコロナ陽性で大会を去るなど、コロナについてのニュースが相次ぎ報道されてきた。

そんな中でジロ・デ・イタリア主催者側は、対コロナルールをこれまでより1段階引き上げ、引き締めにかかるようだ。

情報源:Giro d’Italia tightens COVID-19 rules after Remco Evenepoel positive

UCIは今シーズンから対コロナルールを緩和。選手らのマスク着用、ソーシャルディスタンス確保などいくつもの制限を廃止、また、レース前の検査義務付けもやめた。

開催中のジロ・デ・イタリア主催者側もそのようなUCIの動きを受けてこれまで運営している。一方で各チームは独自のチーム内ルールは設けており、それに従って選手らは行動している。ただどちらにしろ、かつてのコロナ「たけなわ」の頃よりも、かなり緩くなっていることは間違いない。

ところがここ最近のジロでは改めてコロナが終わっていないことを世間は知った。

コロナにより2023ジロを去ったのは、

  • クレメント・ルッソ
  • ジョヴァンニ・アレオッティ
  • ニコラ・コンチ
  • リゴベルト・ウラン
  • フィリッポ・ガンナ
  • レムコ・エヴェネプール

となっている。レムコが6人目。

第1週目でこれなら、第2週目はさらに同じようなペースで増える可能性もあるわけで、誰もが懸念を抱いていることだろう。

そこでジロ主催者側は、まずマスクの着用の義務化を復活させるようだ。特にスタート前やゴール後に選手に近づくときはマスクをしなくてはならない。一方でレース前のコロナ検査の義務化はしないままだ。

また各チームがチーム内ルールをこれまでより厳しいものにすることもあるだろう。

2 thoughts on “ジロが対コロナルールを強化。相次ぐコロナ陽性を受けて引き締めに動く

  1. アンテルマルシェの選手などはコロナ陽性でも走っていたようですし、それは周りに迷惑だろって話じゃないかと……
    ぶっちゃけ棚ぼたでUCIポイントを稼ぎたいチームのテロ行為ですよね
    強豪チームはブチ切れて撤退しても良い行為だと感じました

    1. UCIのプロトコル的には、陽性でも他人への感染性がなければOKという扱いだと思うのだけど、
      他のチームも隠れコロナ感染者はすでに数人いるらしい(?)ので、今後ジロ自体どうころぶかわからないブヒね
      コロナは特に後遺症どうこうの問題がいまだに解明・解決されていないから、後遺症残った選手からするとほんとテロみたいなものブヒね。

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