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落車でリタイアのエンリク・マスとリチャル・カラパス。2023ツール・ド・フランス第1ステージ

2023ツール・ド・フランス第1ステージの落車で、エンリク・マスは鎖骨骨折、リチャル・カラパスは膝の骨折

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2023ツール・ド・フランス初日の第1ステージでは二人の有力選手が落車の犠牲となってしまった。モビスターの総合エースのエンリク・マス(Enric Mas)と、EF Education-EasyPostのエースの一人で東京五輪金メダリストのリチャル・カラパス(Richard Carapaz)だ。

二人はその日最大の難所である三級山岳ピケへ向かう途中で落車。一体何があって落車したのか、その瞬間の映像はなかったため詳細は不明だが、下り基調の道だったため時速60km前後で地面に叩きつけられたと思われる。

エンリク・マスは鎖骨の骨折。だが酷い程度の骨折ではなさそうだ。ロードレースではよくある「普通の鎖骨骨折」のようだ。マスは落車した当初は骨折もそうだが同時に脳震盪も疑われ、長い時間その診断を現場で受けていたようにも見えた。

脳震盪についてはUCIが近年その処置・診断のマニュアルを厳格に定めているため、昔のように「動けるならヨシ!レース続行いけるいける!」とはならない。

一方でカラパスのほうもしばらくバイクにまたがれない状況だったが、それでもなんとかレースを再開した。しかし、レース後の検査では左膝の切り傷のほか、同じ左膝に小さな骨折が判明した。結果、どうやっても本日の第2ステージ出走は無理となり、レースからのリタイアが決まった。

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piginwired
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