優勝予想難易度MAX!?今夜の2023ツール・ド・フランス第10ステージのコースについて
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大会最初の休息日がおわり、本日から2023ツール・ド・フランスは第2週目がスタートする。そんな今日の第10ステージは、アップダウンが多い丘陵ステージとなる。
7月11日(火)午後8:55〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) July 9, 2023
(英語コメンタリー 午後7:55〜)
Cycle*2023 ツール・ド・フランス 第10ステージ
【ヴュルカニア 〜 イソワール】167.2 km(丘陵)
リモート解説:別府史之さん
解説:浅田顕さん
実況:谷口廣明さん
〜オンデマンドLIVE配信〜https://t.co/KO7wUsmNYc#TDF2023 #jspocycle pic.twitter.com/7F2Yv4p4yg
スタート直後から3級山岳を登ることになるが、総合争いを左右するようなコースではないだろう。一方で休息日あけ、しょっぱなから3級山岳、1日中小刻みなアップダウン、さらにクネクネと曲がり道が多いようなので逃げが決まりやすいのではないだろうか。
そして微妙に最後までスプリンターも生き残れる可能性がありそうなコースでもあるため、スプリンターチームも積極的に逃げに人員を送り込もうとするか?逃げにチームメイトが乗れば自分たちは集団を牽引しなくてもよいので、アシスト陣の体力を最終局面まで温存できる。
そう考えれば20名以上の大きな逃げ集団ができあがり大逃げをかます可能性もある。総合上位を目指すチームは、その逃げの選手のメンツをしっかりと把握しておかないと大変なことになるだろう。
1つのポイントは山岳賞ジャージを着るチームEFのニールソン・ポーレス(Neilson Powless)がどう動くか。今日も山岳賞ポイントを稼ぐために逃げに乗り、ついでにステージ優勝も狙いにくるのかどうかが注目される。
あとはマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)がどうするか。今のマチューはなかなか好調に見えるので、このステージのアップダウンは乗り越えられそうな感じがする。しかし、エーススプリンターのヤスパー・フィリプセン(JasperPhilipsen)もひょっとしたら生き残るかも。そうなるとマチューはフィリプセンを発射しないといけないので自由には動けない。
大逃げが決まりそうなステージだけに、レース途中で「マチューいけ!」と言われても追いつけないだろう。アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin-Deceuninck)とすれば、最初からマチューを逃げに乗せるしかなさそう。もし逃げが捕まって、登りでフィリプセンが生き残るならば合流したマチューがいつもどおりに発射台となるか。
最後の3級山岳でアタックがかかるもあまり厳しい登りではないために大きなリードは奪えないか?そして、そこからは基本的にゴールまでの25km以上の長い下り基調が続くわけで、その緩やかな下りで踏み続けないと追いつかれてしまう。この下りで独走を狙うならば、フロントは54Tより大きなものが欲しいか?ギアの選択も鍵となるか。
今日の優勝予想はめちゃくちゃ難しいが、最後は少数の集団によるスプリントとなると考え、そして今大会あまりパっとしないスーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)の活躍を期待し、ジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe)。
第12ステージと並んで予想が難しい…。
EFからマグナス・コルトとベッティオルが逃げに乗って、最後の3級でベッティオルが飛び出して独走勝利と予想。
ベッティオールとコルトも忘れてた!彼らもいい!
あとAG2Rのブノワ・コスヌフロワも候補にしようと思ってたブヒ。