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【生存戦略】8/1更新のUCIチームランキング

降格危機のチームは?8/1更新のUCIチームランキングについて

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ツール・ド・フランスが終わり先日8月1日にUCIチームランキングが更新された。その8/1更新時点のチームランキングの上位40チームを見てみよう。次の順位表がそれだ。

順位(±は前回との差)チーム名(略称)
※ワールドチームは太字
国籍ポイント
1UAE TEAM EMIRATES (UAD)UAE19886.74
2JUMBO-VISMA (TJV)NED18799.42
3INEOS GRENADIERS (IGD)GBR13307.03
4BAHRAIN VICTORIOUS (TBV)BRN12247.25
5LIDL-TREK (LTK)USA11761.12
6SOUDAL QUICK-STEP (SOQ)BEL11190.94
7GROUPAMA – FDJ (GFC)FRA10266.42
8ALPECIN-DECEUNINCK (ADC)BEL10076
9BORA – HANSGROHE (BOH)GER9241.14
10LOTTO DSTNY (LTD)BEL8663.33
11EF EDUCATION – EASYPOST (EFE)USA8341.83
12 +1COFIDIS (COF)FRA7743
13 -1TEAM JAYCO ALULA (JAY)AUS7697.46
14INTERMARCHÉ – CIRCUS – WANTY (ICW)BEL7353
15MOVISTAR TEAM (MOV)ESP7302
16AG2R CITROEN TEAM (ACT)FRA7246
17ISRAEL – PREMIER TECH (IPT)ISR7167
18TEAM DSM-FIRMENICH (DSM)NED6253.7
19TEAM ARKEA – SAMSIC (ARK)FRA4844
20 +1ASTANA QAZAQSTAN TEAM (AST)KAZ4339.44
21 -1UNO-X PRO CYCLING TEAM (UXT)NOR4320
22TOTALENERGIES (TEN)FRA3433
23GREEN PROJECT-BARDIANICSF-FAIZANE’ (GBF)ITA2601.75
24Q36.5 PRO CYCLING TEAM (Q36)SUI2114
25TUDOR PRO CYCLING TEAM (TUD)SUI1901
26BOLTON EQUITIES BLACK SPOKE (BEB)NZL1843
27EOLO-KOMETA CYCLING TEAM (EOK)ITA1663
28 +1HUMAN POWERED HEALTH (HPM)USA1304
29 -1CORRATEC SELLE ITALIA (COR)ITA1226
30 +1BURGOS-BH (BBH)ESP1197
31 +1TERENGGANU POLYGON CYCLING TEAM (TSG)MAS1185
32 -2TEAM MEDELLIN – EPM (MED)COL1168
33 +2CAJA RURAL-SEGUROSRGA (CJR)ESP1168
34 +3EQUIPO KERN PHARMA (EKP)ESP1139
35 -2BINGOAL WB (BWB)BEL1102
36 -2JCL TEAM UKYO (JCL)JPN1079
37 -1ATT INVESTMENTS (ATT)CZE1030
38 +1EUSKALTEL-EUSKADI (EUS)ESP945
39 -1PANAMÁ ES CULTURA Y VALORES (PCV)PAN926
40 +1ALPECIN-DECEUNINCK DEVELOPMENT TEAM (ADD)BEL832

知ってのとおり、2023~2025までの3年間の合計UCIポイントによって原則的に降格か否かが決定されるので、今の時期にどうこうはさほど問題ではないが、だからといって油断は禁物。できるときにできることをやっておかないと、取れるときに取れるものを取っておかないと来年・再来年にどうなるかなんて誰もわからない。コロナ禍のときのようなことが起こる可能性はゼロとは言えない。

計画なんてものは計画倒れになることがもともと計画的に計画されるべきものだ。

降格システムが導入されて以来、様々なレースでしっかりポイントを稼ぐことが今まで以上に重要となったわけだが、安定してポイントを稼げるスプリンターの存在意義が以前よりも増していると考えられる。

そこで注目は10位のロット・デスティニー(Lotto-Dstny)だ。今年はカレブ・ユアン(Caleb Ewan)があまり勝てておらず、ツールでもほぼ何もできずに終わった。それでもワールドチームに混ざり10位。ProTeamとしては最上位だ。

これには大きく2つの要因があるだろう。一つはもちろん若き天才スプリンターのアルノー・デ・リー(Arnaud De Lie)の活躍。そしてもう一つは、その他の選手が勝てないときでも上位に安定して入っていること。カレブ・ユアンも勝利は少ないものの、上位に入ることが多いのでデ・リーに次いでポイントはしっかりと稼いでいるのが現状だ。

そういう意味ではチーム戦略がしっかりと機能し結果を出せていると言える。このロットの順位が、勝てなくとも上位に何度も食い込むことの重要性、スプリンターの存在価値を証明している。

一方で2年後とはいえ降格のおそれに直面しそうなワールドチームは19位のアルケアと20位のアスタナ。タデイ・ポガチャルやレムコ・エヴェネプールなどのような稼ぎ頭・絶対的エースがいないチームの1つだが、それでもロットのように安定して上位に食い込めば順位はあがるはずなのだが、それすらも成功していないというのが現状だろう。

アルケア・サムッシクが先日アルノー・デマール(Arnaud Démare)を獲得したのは、そうした現状を打破しようとする考えも当然あったのだろうと思われる。

参照:チームと喧嘩別れか?アルノー・デマールがシーズン途中でアルケアへ移籍!

アスタナについては結局マーク・カヴェンディッシュの動向次第か?

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piginwired
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