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おそらくそろそろ発表されるであろうシマノの12速105の機械式バージョン。そのみんなの期待に先駆けて、大人気のイタリアンブランド、ビアンキ(Bianchi)からBianchi Oltre RaceとBianchi Sprintが登場する。
この新Oltre RaceとSprintとはともに12速の105 Di2と12速の機械式105のそれぞれの完成車が販売されるようだ。
ビアンキ海外公式:Oltre Race一覧ページ
この新Oltre Raceの価格は次のようになっている。
12速機械式105版完成車 | 3.399 €(約54万円) |
105 Di2版完成車 | 4.349 €(約69万円) |
105 Di2版については今さらなのでどうでもいいとして、12速機械式105についてはコンポの型番などがまだ記載されていない。ただし、
とは記載されている。その他詳しいことは上の公式ページで見て欲しい。
ビアンキ海外公式:Sprint一覧ページ
Sprintについては2022年モデルの旧105(11速機械式)がまだWEBサイト上で公開されている。Sprintの新旧の価格を比較すると、
旧モデル | 新モデル |
機械式:2.449 € | 機械式:2.549 €(約40万4000円) |
Di2:3.849 € | Di2:3.849 €(約61万円) |
このようにDi2版は価格が据え置き。決定的な違いはカラー展開ぐらい?黒色カラーがDi2版の新モデルではなくなった。そしてタイヤが旧モデルはVittoria Rubino IV 60TPI G2.0の25cだったが、新モデルでは同28cへより幅広になっている。またヘッドセットがケーブル内装を進化させるために少しパーツ変更となっている。
一方で機械式モデルは100ユーロ(約1万6000円)分の値上げとなっている。逆にいえばその程度の値上げというのは僥倖か?また機械式モデルでも黒色カラーがなくなる。黒好きには残念だ。
WEBサイトの画像では、機械式の新モデルでは「105」という表記しかされていない。一方でDi2版の新モデルでは「105 DI2 12SP」ときちんと12速との記載がある。理由はわからない。そのうち機械式11速モデルを消滅させるからだろうか。
ただし、機械式105新モデルのURLには「sprint-105di212sp-2」との文字列が含まれているし、スペックの項目にはフロントディレライーとリアディレイラーについてそれぞれ、
Shimano 105 12sp, top gear 50-54T, 16T capacity, for rear 12-speed
Shimano 105 12sp, direct attachment, max 36T
と記載されているので12速であることは確定だ。またBB規格もOltre Raceと同じBB-PressFit 86.5×41。
また新Sprintについては機械式モデルでもケーブルがほぼ見えなくなり(特にコクピッまわり)、とてもすっきりした外観になっている。このへんも100ユーロ分の価格上昇分に入っているだろうか。