アルノ・デ・リーがロットと契約延長
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ロット・デスティニーの才能あふれる21歳のベルギー人スプリンター、アルノー・デ・リー(Arnaud De Lie)が、チームとの契約を延長した。2年の延長で2026年までの契約となる。
💬"Extending at Lotto Dstny was a logical choice for me. The team showed a lot of confidence in me from the beginning and the project the management has proposed to me for the coming years is promising."
— Lotto Dstny (@lotto_dstny) August 23, 2023
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アルノー・デ・リーは昨年の2022年にまだ当時はワールドチームだったロット・スーダルでプロデビュー。その年にいきなり8勝、今年もすでに7勝(ポイント賞などの獲得は除く)。さすがにワールドツアーでの勝利はないが、それでも昨年の活躍により、ベルギーチームから生まれたベルギー人の新世代のスプリンターとして一躍その名を轟かせることとなった。
現在のエーススプリンターであるカレブ・ユアン(Caleb Ewan)との違いは、ユアンはオーストラリア人だが、デ・リーはベルギー人であること。次にユアンは体格的に小柄なのでベルギーの石畳クラシックや地獄のパリ~ルーベでは活躍できるチャンスがあまり多くないが、デ・リーは恵まれた体格をしているためそうしたクラシックでも様々なレースで活躍が期待できることだ。
チームは今回の契約延長のコメントで、そんなベルギーの未来のスター選手との契約延長は最優先事項だったと話す。間違いなく、今後チームのエーススプリンターとして羽ばたくだろう。
そんなデ・リーの今後の課題はやはりグランツールで完走する経験を積むことだろう。
また2026年までの契約延長だが、2026年からのワールドチームへの復帰をチームは狙っているわけで、もしそれが実現すればそれにあわせて2026年にデ・リーがツール・ド・フランスにデビューというのも考えられる。